四国の渓流釣り
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四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2012)
    登山道の
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吉野川水系

2012/7/15 晴れ

 5時過ぎに登山道の車止めに着いた。
 車が3台。ちょっと失礼して車の中を覗かせてもらった。確実に登山の人のようだ。
 もし、釣りだったら支流に逃げ込めば午前中は釣りになると思いながら登山道を登りはじめた。

 登山道が渓と交差して離れる場所から入渓、慎重に踏み跡を確認するが最近人が入った形跡はないようなので一安心だ。この渓は、入渓地点から再び林道が交差するまでは、急峻でハードな遡行が続く、深みを持った良淵も沢山あるのだが魚影が薄い。むしろ渓が緩くなり林道が交差して渓に近づいた場所の方が魚影が濃くなるのはなぜだろうか? しかし、厳しい場所の方が大物の可能性があると思うのだが、どうだろう?

【左の写真】
7mの滝、落ち込みからの良淵・・・・30分釣り上がったけどアタリがない。
引き返すにも林道は遙か上にある。

【下の写真】
釣り初めから2時間
漸く8寸が出た。ヤレヤレである。
この水系は、目を奪われてしまうようなアマゴが釣れることがある。
大きめのパーマークが8個、控えめの朱点が背中の黒点に重なっている、腹部の黒点の多さ、鰭の縁取りが薄い・・・・俺が思っている在来種の条件に重なる。
まさか、在来種ではないと思うのだがね

流れに返してやると
元気に戻っていった。

尺伝説 「源流らしい雄の尺上」へ

掛けてから全然上がってこない・・・・しばらくすると横に走り出した。
さっきの尺上より力強い
もしかして2尾目の尺かな?なぁーんて思っていると浮いてきた。
「尺はなさそうだ」幅広の9寸28cmだった。
こいつも在来種らしいタイプだ

 

8寸前23.5cm
丸く大きなパーマークがアマゴらしいと思うのは俺だけか?

数は少ないが在来種らしいタイプは確実に棲息している。

最近、昼飯
「ぶっかけうどん」 315円
なかなかいける

連瀑帯にさしかかる。
傾斜がきつい割に手がかり足がかりが明確なので
滝横を直登できるが下を見ると高度感に足が竦む。単独遡行なので無理は禁物だ

【左の写真】
連瀑越えると林道が近づき漸く渓が緩くなってきた。一枚岩の落ち込みが連続して素晴らしい流れになっている。

【下の写真】
アマゴ8寸(25cm)
林道が近くなるとオレンジの朱点が多いアマゴに変わった。林道と殆ど離れていないのによく釣れる。型は6寸クラスが中心だ。たぶん卵放流だろう。下の在来種らしいタイプと混じるのも時間の問題だろう。いや、ここ数年で卵放流がはじまった訳ではない。残っている方が不思議だ。魚の写真はたくさん撮ってある。年に一度入って釣査してみるのも面白そうだ。

二又の前で納竿


釣果:27匹 最大31.2cm キープ1