四国の渓流釣り
 2012年度 渓流遡行記
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四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2012)
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東予水系

2012//22 晴れ

 JUNNさんとZ谷に行くことになった。最源流の二又まで魚がいるらしい。10年くらい前、途中の大滝で時間切れのため納竿した。大滝より上流部を知らないので魚止めの確認が楽しみである。
 3時半待ち合わせ、5時過ぎ車止めに到着、いつもより気合いが入っている。
 5時半林道を登りはじめた。朝の涼しいうちなら楽ちんかなと思っていたが登り初めてすぐ汗が噴き出してきてムチャクチャしんどい。

250mの登り

今週、梅雨明けしたばっかりなのに水量は少なめだが釣りには影響ない。

【上の写真】
アマゴ9寸(27cm)

【左の写真】 
中央の小さな場所から出た。
そろそろ爆釣モードになるのか
 

 古いエンテ・・・・無反応
 「いつもやったら9寸か8寸が出る場所なのにおかしいな?」とJUNNさんがこぼす。
 エンテを巻いている途中に気になる足跡、そして、エンテ上の砂地にどう見ても今日のモノだと思える足跡がスッポリと残り、石の上には、生々しく濡れた足跡  『頭ハネ』されたと言うことは決定的である。まだ、近くに居るはずだ。
 「追いかけていって説教してやろうか」とオレ
 「もめるだけや、渓を譲ってもらったとしても面白くないから渓変わろう。」とJUNNさん・・・大人や
 楽しみにしていた魚止めの確認がなくなり、林道まで標高差50mを言葉少なく登った。登りきると登山者二人に出合う。登山者の一人は渓流釣りをするそうで『頭ハネ』の愚痴を聞いてくれた。 

 源流釣りは超自然が相手、山容を読み、渓に親しみ、釣れた渓魚の美しさに感動する。大自然を敬うことからはじまる遊びだ。自然は優しいが怖いことだって沢山ある。もし、何かしらのトラブルがあっても平地のようにはいかない。他人の助けが必要なことだってあるだろう。キツイ林道を登ってきたのなら『頭ハネ』すれば先に入った釣人がどうなるかは、同じ釣人なら簡単にわかるはずだ。自身が釣ることしか考えられず他人のことを思いやれないような釣人は源流に入る資格はないと思うし、源流に入って欲しくない。


 さて、これからどうしようか?
 流石は、その水系を知り尽くしたJUNNさん 次のプランがでてくる。
 「短いけど、いまからだったらちょうどいい渓があるんだけど、行ってみる」
 「○△□谷、いいねぇ 行ったことないからお任せします」

 短い谷だと思っていたが、こちらは水量十分
 車道横の流れから釣り始める。
 「ここで、魚が出たら上流は期待できるよ」とJUNNさん
 車道沿いの7m程の滝の淵から8寸前のアマゴが出た。【下の写真】
 なんとなく、期待が持てそうだ

水線が短い渓なので見過ごしていた。
車道から離れると中淵が連続する。
そして、いい感じの滝が現れる。
奥に行くほど、夏の深緑がきもちいい渓になってくる。

たぶん、最近釣り人が入っていないのだろう
7寸クラスがよく釣れはじめた。


尺伝説 「狭壺の主」へ


落ち込みの中から8寸が出た。
記念撮影をしていると、恥ずかしがり屋だったらしくポチャリと逃げられた。

【上の写真】
アマゴ8寸(25cm)

【左の写真】
水が引いた水たまりに取り残されていた。石の中に入ったのをバッチリ見たので手掴みでつかまえた。勿論、流れに戻してやりました。


 

尺伝説 「魚止め前の尺1寸」へ


この上が魚止め。渓が三方向にに分かれる。
魚止めの淵でJUNNさんが泣き尺(29cm)を釣り上げて納竿した。

いろいろあったが、いい渓に連れてきてもらったJUNNさんに感謝です。


釣果:23匹 最大34.2cm、30.4cm キープ2