四国の渓流釣り
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四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2012)
    原生林の渓
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吉野川支流(祖谷川)

2012/9/22 晴れ

 まっちゃんからのリクエストで「原生林の渓」へ行くことになった。

 前回の釣行で林道が、尾根の突端近くまで延びているのは確認済みだ。遡行距離は長いが原生林の最源流を詰めて、渓と尾根の高低差が近くなった場所から尾根筋まで登り尾根伝いに下ってくれば車止めまで楽に帰ってくることが出来る・・・・ってのが今回の計画だ。

 

 尾根の突端から先にも新しい車道が続いていた。しばらくこの道を下ったが、下流に向かっているようなので車道を外して斜面に取り付いた。急斜面の獣道から小沢を跨ぐ・・・・そろそろ取水の点検道が現れてもいい頃なのだが、記憶違いか点検道と交わったのは渓の直ぐ横だった。
 点検道を辿って取水から釣り始める予定にしていたが台風、ゲリラ豪雨で大水が出たのか流されてズタズタになっていた。途切れた道を歩くのは面倒だ。取水下の流れになるが釣りをする のに水量は十分の量だ。おそらく取水が開いていると思われる。
 試しで小さな落ち込みに仕掛けを入れてみると1発で7寸が食らいついた。
 「おー、居るじゃない」
 遡行距離は長くなるが、取水下から最源流部まで釣り上がることにした。

【左の写真】
 味わいがある石積みのエンテ跡、正面の左側は崩れ落ちてしまった。右側の大石横から大きなアタリがあり竿先が引き込まれ8寸が出た。

【上の写真】
 大きなパーマーク、赤く小さな朱点と背中の黒点が重なる。取水下に棲息しているこの渓の在来種タイプに似ている。(尾ひれの長さと縁取りの赤が少し気になるが・・・・)
いいアマゴに出逢えた。

滝が浅くなった。
植林伐採の影響か?

 

連瀑帯を越えて原生林の渓に変わる。
これより先は人工物は何もない獣くさい渓だ。
以前は、歩くと山葵が香る渓だったが
大水が出て流されてしまったのか
全く見ることがなかった。

まっちゃんの7寸(22cm)

2匹目の8寸(24cm)
シンプルでいいアマゴだ。

アタリが出たのは落ち込みの白泡の中
最源流らしい風景になってきた。

魚止めの滝
滝前の浅淵で小さなアマゴが走るのが見えたが
今回も滝壺には魚が居なかった。

 予定通り最源流まで辿り着いた。前回は源頭まで詰めて尾根筋に出たが、渓がザレて歩きにくかった。地図を広げて比較的緩やかな斜面を100m弱登り尾根筋に出た。跡は緩やかに高低差500mを下るとピタリと車止めに着いた。前回は車を止めたのが本流の対岸だったので、この先4km1時間強の歩きを強いられてヘトヘトになったことを考えればベストな遡行だった。
 まっちゃんは満足だっただろうか?

 見る角度を変えてまっちゃんの遡行記はこちらから
        ⇒⇒⇒⇒⇒⇒まっちゃんの渓流と里山 「念願の渓W」


釣果:27匹 最大24.5cm キープなし