四国の渓流釣り
 2012年度 渓流遡行記
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 四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2012)
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東予水系

2012/2/26 雪/晴れ

 天気予報では、晴れのち曇り気温は高めの予想
 高速を西に向かうと、明け始めた空がなんか怪しい・・・・どう良い方にとって見ても雪雲だ
 車が林道に入るとコンコン雪が降りはじめた。まだ、路面が暖かいのか積もる気配はない
 そういえば、初めて一緒に行った時も雨だった。その次も雨だった。
 今日の相棒を横目で見ながら 
 「雨男?」って尋ねた。
 「そんなことないですよ」っと意外な答えが返ってきた。
 じゃ俺か???いやいや俺は典型的な「晴れ男」 釣りは8割以上は晴れる確率がある。
 単なる偶然で片付けようか。しかし、この釣りの「雨男」は重宝されることは間違いない。

 林道は去年の台風で崩落して通行止め・・・・
 そして、先客の車が1台、二人の釣り人
 「何処に入られますか?」
 「わしら民家から本流を釣り上がるでぇ」・・・・・ラッキー
 「じゃ支流に入ります」
 「支流は3日前に入ったでぇ。ムチャクチャ釣れたがな」
 「えっ!!!何処まで行かれました?」
 「なんとか???(聞き取れなかった)の滝までや」
 「でっかい滝ですか?」
 「そう、そうでっかい滝や」
 「じゃ、その滝上からやります」
 「滝上には魚おらんかもしれんでぇ」
 「そうですか」・・・・再びラッキー

 車道の崩落で20分余計に歩いて渓沿いの林道に入る。雪は激しさを増すばかり・・・・普通、植林の中に入ると雪は弱まるが「ザーーーー」と音を立てて降り続く、植林が切れた渓筋は白さがますばかりだ。
 釣りはじめると雪は、やまった。
 新雪なので滑りにくいが靴底に雪がくっつき高下駄になって歩きにくい。

 魚はそこそこ釣れてくる。先客のおじさんが言った「大滝」は一つ下の大滝だったようだ。

 

相棒は村兆さん

彼は、テンカラ師だが、まだ早いようで今日は餌釣りに転向

目印にアマゴが飛びついて来たことを教えてあげると
「来週あたりからはじめようか」だって

今年初の8寸(25cm)
この渓の在来種?
ちょっと違うか朱点がオレンジだ

この後、村兆さんも8寸を釣り上げた。

この風景に逢いに来た
雪も風景もいいなぁ

アマゴ8寸(26cm)
この渓の在来種と思う1匹
大きなパーマークと少なめの赤い朱点が特徴
今年も出逢えてよかった。

二叉前の浅淵
何でもない浅淵なのだが大物がたまっている。
油断できない場所だ。

 滝上の氷柱
「さぶーー!!」ここでコーヒーを沸かした。

最後に右支流の滝で村兆さんが釣り上げた8寸
解禁初釣行 彼もいいスタートが切れたようだ。

源流の二叉で納竿
 30分の登り、靴裏に雪がくっついて重いし歩きにくい+1時間半の下り 帰ったら太ももがパンパで痙りそうになるのを我慢するのに必死だった。もう何回か渓通いしないと最源流はむりだなぁ

釣果:二人で30匹くらい 最大25cm キープなし