四国の渓流釣り
 2012年度 渓流遡行記
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四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2012)
    原生林の渓
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那賀川水系

2012/8/12 晴れ

 源流テンカラ師との釣行  前回、「エサ釣りに願えいった」と書いたがかなり気にしている様子
 「今日は、餌を持ってきていません。毛針で通します・・・・・」
 「釣れんかったら、どうする?」
 「餌、貸してください」・・・・竿と仕掛けは持ってきている模様
 「1匹高いでぇ」

四国を代表する原生林の渓

何百年も生きている広葉樹の緑と大岩の白さのコントラストが実にいい。自然の包容力を感じずには居られない素晴らしい渓だ。
渓が緩いのか砂利が深淵に堆積して浅くなったのが、少し気に掛かるところだ。一時的なことで地球温暖化、ゲリラ豪雨の影響ではないことを祈るばかりだ。

 
 アタリはツーン・・・・終わり 合わすタイミングがない。
 運良くツーンツーンのアタリが来て合わせても水際でポチャリと落ちる。
ミミズのさきだけ咥えて走る。
俺の太ミミズ、大針の仕掛けじゃ無理みたい。
ここで竿を変える。
『無抵抗穂先』で魚が餌を食ったときの違和感を少なくする作戦
 釣りに入る人が多いのか?魚は相当スレている感じた。

しかーし、源流テンカラ師の毛針は絶好調
餌が違うって時期じゃないのにねぇ
 

アマゴ7寸(22cm)

待ちの釣りになるため、テンポよく釣り上がることができないので、最近使うことが少なかった『無抵抗穂先』に変えると直ぐに結果が出た。
「どうせ小さいのが突っついているだけだろう・・・」と思っていたが意外なサイズが掛かってビックリだ。

【右の写真】
アマゴ9寸(27cm)
 本日最大。
 いい顔している。

【下の写真】落ち込みから仕掛けが流れて、倒木の下のエグレから 引き出した。

こいつが釣れなかったら、数も型もテンカラの圧勝になるところだった。今日のヤツは気合いが入って凄い。

【上の写真】
上流の二又 6寸が1匹釣れただけ。
【下の写真】
釣り始めから高巻く場所は殆ど無かったが
右支流は大滝を高巻くまで傾斜がきつく苦労する。

  

この渓最大の滝 2段30m
かつて、写真に写っている範囲は深淵だった。
落ち込み付近も浅くなってしまった。

源流部 水量は少ない

源流テンカラ師の竿にいい感じの魚が釣れた。
以前来たときは卵放流の特徴を持ったアマゴしか釣れなかった。
まだ、まだこんなのが居るんだ。

納竿場所
木の向こうに尾根が張り出して渓が散り始めだす。
魚止めは、標高1500m付近
既に過ぎしまったようだ。


釣果:15匹 最大27cm キープなし