四国の渓流釣り
 2012年度 渓流遡行記
2/12 東予水系
  祝愛媛解禁2012
2/26 東予水系
  HG2012
3/3/4 高知東部水系
  温泉ツアー
3/11 吉野川水系
  頭ハネ??  
3/18 吉野川水系
  岩魚の渓
3/28 吉野川水系
  銅山川 最後の渓
4/1 吉野川水系
  調査(釣査)の渓

4/8 東予水系
  ゴルジェの渓

4/15 吉野川水系
  通行止め

5/1 吉野川水系
  GWの釣り

5/4 東予水系
  河原の源流 魚止め
5/20 吉野川水系
  滝上の原生林 

6/3 吉野川水系
  狸を見たら釣れない

6/16 東予水系
  梅雨入りの釣り
7/1 吉野川水系
  揺渓のゆる支流
7/8 東予水系
  20年ぶりの源流
7/15 吉野川水系
  登山道の渓
7/22 東予水系
  渓変わり
7/29 物部川水系
  物部川遠征
8/5 吉野川水系
  テジロの季節
8/12 那賀川水系
  原生林の渓
8/18 那賀川水系
  遠巻きのエスケープ
8/31 那賀川水系
  那賀川最終日
9/14 東予水系
  ひそかに尺狙い
9/16 吉野川水系
  秋の釣り大会
9/22 吉野川水系
  原生林の渓
9/29 東予水系
  造林小屋跡の渓

四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2012)
    銅山川 最後の谷
メインページへ メインページへ


吉野川水系(銅山川)

2012/3/28 晴れ

 渓流釣りらしきものをはじめたのは銅山川支流の落合谷下流部だった。らしきもの???足回りは磯の長靴、竿はのべ竿、大淵にはリール付きの磯竿を持ち込んだこともあった。現在から30年ほど前のことである。釣れた?・・・・釣れていたら磯竿は持ち込まないでしょうね。
 銅山川は支流の多い渓だ。大小合わせて30本以上の渓(水線あり)があるが主要な渓は、いよいよ最後の渓に出かけることにした。本日の渓がなぜ最後になったのか?理由はいくつかある。 
  @何度か行こうとしたが先客がいた。
  A鉱毒の渓(下流部)
  Bあまり触れたくないのでパス

 入渓ルートを間違えた。地図は持っていたが下流部が載っていない。車のナビは渓と交差するまでの車道が続いているが、だんだん道幅が細くなって車が通れなくなってしまった。「なんでだ?」と思ったが橋のたもとに林道を見つけたので「これを辿っていけば、いずれ入渓場所に着くだろう」と林道を歩き始めた。林道はしばらく渓沿いを通っていたが違う方向に登りはじめた。仕方ないので渓通しを歩くことにしたのだがまだ下流で大場所が連続して滝を越えるのに一苦労・・・・しゃぁないのでちょっとだけ竿を出すことにした。ムチャクチャいいポイントなのにアタリすらない・・・・鉱毒の影響か???

【左の写真】
大場所で竿を出す。
こんないいポイントで釣れない筈はないだろうと思っていると4寸ほどアマゴが掛かった。
【下の写真】

 渓通しは、ますます厳しくなって前に進めなく なった。この時点で入渓ルートを間違えたことに気がついていた(遅い)引き返すか?本来の車道にでるか?・・・・植林の急斜面を登ると20分程で車道に出た。手持ちの地図で現在位置を確認することができたが入渓地点まではまだ遠い「全然進んでいないじゃないか!!」ここで車まで引き返す手があったのだがそのまま歩いて進んだ。(帰りのことを考えると引き返した方がよかった・・・反省)
 漸く本来の入渓地点・・・・2時間のロスや・・・・ロスを取り返すために渓沿いの林道を渓と交差する場所まで歩く。

鉱山居住地区の廃墟
多くの人が生活していたことが忍ばれる。
山奥でこんな廃墟に出くわすと、何となく不思議な気配を感じるのは私だけだろうか。

 

しばらく釣り上がったが、5寸程度のチビアマゴしか出ない・・・・・いいポイントだけ竿を出して先に進むことにしているといきなり強い引き8寸(25cm)がでた。
【下の写真】
手を抜いてばかりもいられない。

渓相は明るくて釣りやすい渓だ

適度な落ち込み、適度な淵
入渓する人は多いと思われる。

20mの綺麗な滝が現れた。
期待は大きかったが滝壺を持っていなかった。手前の浅い場所で7寸が出た。


滝を越えた深みで
8寸(24cm)が出た。
【左の写真】

またまた、25mの滝、越えれないことはないが、時間が時間だし病み上がりの体力じゃここまでが限界に思えたので納竿とした。2時間のロスが悔やまれる。


釣果:16匹  最大25cm キープなし