無名滝写真集2018

無名滝写真集

源流を釣り上がっていると数多くの滝と遭遇する。
殆どは名前のない無名滝、 無名滝であっても、神秘的で感動を与えてくれる水の流れが向かえてくれる。そして、渓師は一番の特等席で滝と対峙する。

あおり角とか滝の方向に変化を持たせるようにしました。


 2018/9/6  花崗岩の右又 釣査 7m
花崗岩の渓、緩いけどV字谷
渓が蛇行し流れの方向を変えると必ず滝が現れる。そして、穏やかな渓とは正反対にゴツゴツと荒々しい。写真の滝は正面突破出来ないが右から流れ込む小沢の斜面を利用すれば簡単に高巻ける。

2018/8/30  前々から気になっていた渓 5m
のっけの連爆を過ぎると渓は緩くなる。程よい落ち込みと淵がセットになっているが巻きは直登や側面からのアプローチに足掛かりがあり苦労することはない。
標高1000m、9月を前にして水の冷たさを感じるようになってきた。

 2018/8/4  釣れない連爆のゴーロ谷 8m
最初の滝は鮮烈な水の流れ
岩壁に囲まれ陽射しが届かない空間を薄らと飛沫が漂い冷気に満ちていた。狭まった窓から見える光景が「早くこっちにおいで」と誘っているように思えた。少し後ずさりして回り込んだ垂直の岩壁には、人一人分の隙間、手足を突っ張りながら登る高巻きは手強かった。

 2018/7/27  中途半端な釣りだった 10m
渓筋が狭まったゴルジェの渓相
滝壁に阻まれてどうしても越えられなかった滝、10年以上前に越えた記憶があるのにどうやったのか?思い出せなかった。

 2018/7/20  真夏の源流を楽しむ 5m
最源流の小滝
この滝を越え渓が左にカーブすると渓を埋めていたガレが取り除かれ渓相が変わった。出合から伏流気味の水量が復活し、緩やかになった斜面は大樹が乱立し源流らしい風景が広がっていた。

 2018/7/11  大雨後の源流 5m
いつもは水量が少なくて気にすることもない支流がいい感じに水が落ちていた。出合いの滝を直登すると岩壁に囲まれた滝が行く手を塞いだ。この先にアマゴが居るものと信じ回り込んで高巻いたが魚心はなかった。

2018/6/28  峠越えの入渓ルート 2段20m
幅広く長い斜面を滑り落ちた水を急に狭まった岩の間から空中に押し出す滝
スローシャッターで捉えた放物線の軌跡に品の良さを感じる

2018/6/22  苔生す緑の渓 2条10m
2条の大滝
水量が多いと3条になる。滝壁に木漏れ日が差し込み手前と奥で苔のコントラストの差が美しい。滝から続く水の流れもいい感じの模様になった。

 2018/6/16  梅雨の晴れ間の源流釣り 20m
HGの尺滝
滝上から斜めに差し込んでくる光の帯は刻々と届く位置を変え水の着地点を照らし出していた。水のシャワーと光のシャワーがクロスする幻想的な風景、絶好の素材と時合い、まだ納竿まで先は長いのに陽が傾き掛けいるのを忘れ写真を撮り続けた。

 2018/6/2  昔よく釣れた渓へ 10m
連爆のはじまりは美しい滝が待っている。
青味かかった淵は深みがあることを伝えていたがアマゴの姿を見ることはなかった。

2018/5/27  大滝越え 源流の二又 15m
2つめの大滝
突起した岩に水が当たり複雑に落ちる様と苔が生えた滝壁が美しい。高巻きは右から、落ち口と同じ高さに狭いテラスがあり次の大滝を越えれば源流らしくなる。右の滝の飛沫が届かない水面に8寸クラスが数尾浮いていたが完全に無視された。

2018/5/16  源流で渓泊まり(2日目) 8m
連爆最後の滝
数年前に撮影した源流の滝らしい写真を見る度、もう一度、この風景に逢いと思っていた。
左から斜面に取り付いて滝を越えると最源流の入り口が待っている。帰りに気付いたが滝横の細い尾根を下れば原生林の緩尾根に案内してくれる。

 2018/5/15  源流で渓泊まり 3m
原生林とナメの渓相
巨大な倒木が渓を跨いだ下を透明な水が静かに流れる・・・・源流らしい風景だった。ベースキャンプを少し下の砂地に構え、この滝の心地いい瀬音を聞きながら一夜を過ごした。

 2018/5/11  アプローチのシンドイ渓 3m
一枚岩の滑の渓
2、3mの落差をもつ滝が連続している。多くの滝は滝幅いっぱいに流れるように滑り落ちる様が美しい。

 2018/4/29  謎の渓 釣査隊 10m
嫌らしいゴルジェが現れた。
数十メートルの高さを持った狭い岩間は左に折れて先が見えない。途中、右上から滝が落ちている、恐れを抱くような神秘的で神々しい風景

 2018/4/22  桜吹雪舞う渓を釣る 2m
渓を跨いだ大木が渓を塞ぎ小さな滝となる。
岩から落ちる水の流れとは違った柔らかい美しさを印象付ける。源流の奥深さと自然の造形が進行している様子が覗える大好きな風景

 2018/4/18  原生林の最源流を2渓 15m
初めてこの渓に入った頃と比べたら滝淵は半分くらいになり浅くなってしまった。狭い岩壁の間から押し出された水が広がりながら垂直に落ちる様は美しく迫力がある。

2018/4/10  春の原生林の源流を辿る 4m
原生林の最源流にある魚止めの滝
滝上で渓の流れは2つに別れ水深がなくなる。山道に出るまでの原生林は素晴らしく最後まで楽しませてくれる。

 2018/4/4  巨岩の渓に苦労する 7m
巨岩の谷の滝
突出した丸みのある岩を包み込むように水が滑り落ちる。立体的に飛び散る水の様が面白く、壁面に沿って落ちる斜滝は優しくて美しい。

 2018/3/31  病み上がりにはキツかった 2段6m
最源流の魚止め近くにある2段の滝
源流らしい風景の中に溶け込んで静かに流れ落ちる。最源流のナメ床の原生林は素晴らしく歩くだけ癒やされる。

2018/3/31  病み上がりにはキツかった  7m
最源流の入り口にある滝
滝は3段になっており最上段の滝は末広がりに落ちる様が美しい。

 2018/3/15  水岩魚に逢いたくなった 2段8m
ザレた連爆途中にある滝
水深があるのは右の狭い深みだけ・・・・こんな小さな滝壺に尺岩魚が潜んでいた。

 2018/3/11  水量があれば気になる小谷 3m
小谷最大の淵
今日は水量が多く大物の予感が漂っていた。いつもは岩が露出している岩下のエグレから泣き尺が姿を現した。

 2018/3/7  最源流へ行こうと思ったが 17m
核心部の大滝
滝下に降りるのが危なく面倒くさいのでパスすることが多い。最源流行きを諦めたことで滝下に立ち竿を入れると尺物が出た。

 2018/3/7  最源流へ行こうと思ったが 4m
伏流区間になっているので水量が多い時だけ姿を見せる幻の滝、この上には水量が多い時だけ現れる美しい淵もある。当然アマゴはいない。

 2018/3/3  雪なし、漸く春の渓流釣り 5m
4段滝の最初の滝
今日は水量が多く水が落ちる様に迫力があり白泡の広がりをスローシャッターが美しく捕らえた。白泡が切れる間際でアタリあり泣尺に泣いた。

 2018/2/27  青石の美しい渓へ 15m
両岸が切り立ったゴルジェの奥にある滝
青石の狭い滝壁に囲まれた中を漂う霧のような飛沫は上部から差し込んで来た陽の光もあって青味が掛かった幻想的な空間を作っていた。滝壺は狭まって小さいが意外に深みがあり、8寸アマゴが出てくれた。

2018/2/27  青石の美しい渓へ 7m
底石の色が水面に伝わり、青石感が漂う幅広の滝
滝壺の中から本日最大のアマゴを引き出した。アマゴも保護色の青を纏っていた。

 2018/2/27  青石の美しい渓へ 10m
源流の入り口にある存在感たっぷりの滝
ただ、大物が釣れた試しがない。

 2018/2/24  雪の源流に行ってみようか 10m
絵になる滝
水は斜めに落ち深く丸い壺から溢れて流れ出す。どんな風にすればこの不思議で美しい滝ができるのか?自然の造形力の芸術性に驚き感じずにいられない。

2018/2/21  南向きの渓 3m
大岩の奥から角度を変えて緩やかに流れ落ちる様が見える。スローシャーッターで撮影すると水面の濃淡が柔らかくなる。

 2018/2/21  南向きの渓 10m
連爆途中にある滝
何度も連爆を高巻いているが初めて滝下に立った。側面からだと直瀑に見えるが、滝壁に近付くと少し斜めになっているのが分かる。

2018/2/16  サイクルヒット 7m
いつもこの滝から釣り初める。
斜めに落ち水面近くで水が広がる様が良い。

 2018/2/16  サイクルヒット 5m
直角に曲がって落ち、また直角に曲がる。
この日は滝壁に氷が貼り付いていた。高巻きは水が浸みだしてくるガレ場、浸みだした水はガジガジ凍り滝を越えるのは楽ではなかった。

2018/2/8  チョイ釣り 10m
近所の滝
標高が低い場所なのに雪と氷の世界、水が寒々と流れ落ちます。水温が0度に近い状況でもアマゴは餌を追う。生命感に溢れた魚です。

 2018/2/1  祝・愛媛渓流釣り解禁2018 15m
幅広の滝、
もう少し水量が欲しいところだ。しかし、滝下に立ち上を見上げると迫力があります。メチャ冷たい氷の世界、それでも釣りができるのは渓沿いに登山道が通っているから

コメント

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