岩魚に逢いたくなった

渓流釣り遡行記2018
吉野川水系  2018/3/15 晴れ
去年の暮れから岩魚の動画を作ろうとしていたが、何となく上手く行かず放置していた。ここ2、3日で手を加えYouTubeにアップしてもいいかな?くらいのレベルに仕上げた。
作業途中、岩魚の写真や動画ばかりみていたので岩魚に逢いたくなった。 

今回の遡行記とはあまり関係ありませんが興味があれば見てください。
YouTube動画⇒『四国の岩魚
関連記事⇒渓の雑学⇒『四国の岩魚』・・・・古い記事です。
いきなり泣き尺が釣れた。
アマゴの横引きに対して岩魚は縦引き、底に引きずり込みようにグングンという感じ、9寸を越える岩魚を深場で掛けるとこの引きは面白い。丸みはあるが細身の魚体、何処にこんなパワーを持っているのか?

岩魚の雄 凜々しい顔つきをしている。
岩魚の口はアマゴより硬い、針掛かりが甘いと針外れになるのでビッシと強めにアワセを入れる。何となく掛かった場合は二度アワセした方がいい。

岩魚のアタリは流芯を少し外れた緩い場所から出るイメージがある。しかし、今日は落ち込み中に仕掛けを入れるとアタリが出た。水量が多く仕掛けが浮き上がるので大錘をプラスしてみたが反応は鈍かった。落ち込みから外れた白泡の中で喰ってくるのか?よく分からないまま・・・・二又を過ぎ水の勢いが減って仕掛けが流れに馴染むようになってからはアタリが明確になった。


崩落現場 下流100mの間アタリが無かった。
初めてこの渓に入った頃は良淵が続く美しい渓だったが ガレが埋め、淵がなくなったり小さくなったり・・・・ 歩き安い道も付いていたが、現在は薄い踏み跡を辿ると切り立った崖に導かれる。温暖化でゲリラ豪雨と云われる激しい雨が切り立った両岸を削り、ガレを谷に落とす。早く温暖化を止めないと急峻な美しい渓はなくなってしまうかもしれない。


大木が倒れて渓の流れを変える。

尺伝説『狭壺の尺岩魚』に続く
狭壺の尺岩魚
吉野川水系  2018/3/15 連爆途中の滝、壺は狭いが深みがある。 白泡近くに仕掛けを入れると目印が左に動き出したのでピシッと合わせを入れた。一瞬、尾鰭が水面を掻いた・・・・尾鰭がデカイ!!尺はありそうだと思った。左の巣穴に入ろうとする...

 
四国の渓流はアマゴ域
四国の岩魚は外道として扱われることが多いがこのフォルムと色使いは愛して止まない渓魚だ。しかし、これ以上の拡散は望まない。
源流アマゴが住処を追いやられることがあってはならない。


連爆途中で納竿、魚止めに届かなかった。
若い頃と比べるとペースが鈍い。ガレだらけの渓通し・・・・釣り上がるのはいいにしても、帰り道は浮き石で足場が悪い。昔の道を頼りにしていると崩落現場に迷い込んで引き返す填めになる。ゆっくり時間を掛けながら下りはじめた。


遡行データ
釣果:17
尾 最大33cm キープ1 遡行距離7.1km 標高差350m

 

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