最源流へ行こうと思ったが

渓流釣り遡行記2018
東予水系  2018/3/7 晴れ
どこでどう間違ったのか急斜面に薄くついた道を歩いていた。もっとチャンとした道が付いていた筈なのに・・・・道は渓沿いにあった記憶、植林が現れたので小尾根沿いに下りはじめた。
「植林は比較的緩やかな斜面に植えられている」 この常識は愛媛の山には通用しない。伐採するのも大変だし、どうやって道まで運ぶのか?要らぬ心配をすることがある。

渓筋まで下ると見覚えがある道
なんか、今日も初めからモタモタしているなぁ、最近こう云うシーンが多い・・・・GPS地図を頼り渓を辿る五感が退化してしまったか?

アマゴ6寸
水量が多くアマゴの活性は高くポイント毎に釣れるが大体このサイズ、それにしても俺の手袋はボロボロやなぁ。これじゃ、手袋をバックにするモデルさんが可哀想だ。
写真撮影用に新調しようかな。


車止めの気温は0℃、雪解けも入っているのか水温はメチャ冷たい。釣り初めから2時間、漸く日の陽射し渓筋まで届くようになって来た。今日は、気温が上がり暖かくなりそうだ。
アマゴ7寸(23cm)
 漸く真面なサイズ、よく太りサビもない3月初めの釣りを感じさせない1尾だった。


この辺りは、平水時に水が伏流して流れがない区間
しかし、今日は水量が多く美しい淵ができていた。アマゴが居ないのはわかっているが竿を出さずにいられない。
目的は最源流なので伏流区間はパスしようと思っていた。しかし、こう水量が多いと伏流区間が何処で終わっているのか分からん。結局、竿を出してアマゴが居るか居ないで判断するしか方法がない。長く釣れない時間帯が続き、漸く伏流区間が終わった。


大滝前の深淵、奥に仕掛けを入れると一発で食らい付いてきた。水面に出てきた顔は厳つくて尺の面構え、うぅぅぅーん 5㎜足りない
前回に続いての泣き尺・・・・泣きじゃくりますわ

しかし、この面構えと源流アマゴを感じさせられるプロポーション、出逢えたことに大満足


尺伝説『大滝の尺上』に続く
大滝の尺上
東予水系 2018/3/7 大滝の高巻きに失敗した。 戻ったり、別ルート探ったりで時間を喰われてしまい最源流行きを諦めた。別ルートは高巻きを失敗した滝上に続いていた。最源流行き諦めたことで時間的余裕ができ、この先釣る場所も限定されるので滝下...

漸く、渓が落ち着いた。
ここから、連瀑がはじまる場所まで釣り上がり早めの納竿とする。

尺・泣き尺・7寸は10尾以上釣っている。8寸が釣れれば今シーズ2回目のサイクルヒット、この調子なら8寸は直ぐ釣れるだろうと思っていたらサイズダウン・・・・6寸中心で偶に7寸・・・・このままでは連爆に足を踏み入れなければならなくなる。

連爆手前の大岩に閉ざされた暗闇の淵、8寸(25cm)が出てサイクルヒットを高らかに宣言した。このアマゴパーマークラインにサビが残っている。
暗い淵に棲んでいるせいだろうか?


帰りは、尾根越えで一旦隣の渓に下り、もう一尾根越えて車道に出る。渓通しは厳しい場所が多いので尾根の横断の方が安全で楽かも知れないという判断だった。
この辺りの山も銅山の燃料として木材が使われていた時代があったから大木がない。大木があれば木と木の間に広い間隔ができ歩き安いのにと思う。

ふきのとう、帰り道、春の息吹を見つけた。


当日データ
釣果:30
尾 最大31.5cm キープ0 遡行距離5.7km 標高差320m

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