凜々しい面構えの尺上2本

尺伝説(大物記録)
尺伝説(大物記録)
  吉野川水系 2018/6/7 晴れ
  1尾目の尺アマゴ 30.0cm♂
  2尾目の尺アマゴ 30.5cm♂
1本目 30.0cm♂
中央の岩陰に隠れて滝壺の真ん中に仕掛けを入れた。大滝を高巻いてから釣れそうな淵はアタリがありアマゴが出ていたのに反応がない。
「おかしいな・・・・」
落ち込みの壁際に沿って誘いを掛けてみた。
『誘い』と云ってもそんなに大層なものではない。
縦引きか横引き、あるいはその組合せ、アマゴがルアーを追うのだったら餌でも同じだろうと単純な発想、 1、2回往復してアタリがなければ諦める・・・・アッサリ淡泊である。まぁ、誘えば釣果が上がるほどの腕は持ち合わせていない。
白泡の奥でアタリがあった。
餌が落ちたのに気付かなかったのか、白泡の中に潜んでいたようだ。
テンションを張った状態でアマゴは餌を喰う体制に入っているので合わせ損なう確率は低い。
30cmギリギリ、3ヶ月ぶりの尺アマゴ

 ロケットのようの先に尖った顔つきが凜々しい


2本目  30.5cm♂

1尾目の尺を釣ってから滝を2つ高巻いた。

3mくらいの落ち込みに続く淵、今度は一発で喰って来た。

タタミ8畳ほどの小さな淵を自由に泳ぎ回られた。

メインに使っている竿は中硬の5.6m 源流で使うには少し柔らかいと感じている。

尺2寸を越える超大物が掛かればどうなるか分からないが少々の走りやツッコミは竿の弾力が躱してくれるので0.6号のラインが切れる心配はない。

ゆっくり時間を掛けて取り込めばいいと思っている。

手元に寄せてくると、さっきのヤツより明らかに顔がデカイ、尺はあるだろうと思いながら測定すると5㎜長い30.5cmだった。

コイツもロケット型のカッコイイ雄アマゴ、惚れ惚れする魚体でした。

まさか在来種ではないと思うが・・・・
他の渓では見たことがない顔つきとフォルム
源流の厳しい環境に合わせて固有化している貴重なアマゴだ
出逢えたことに感謝の言葉しかありません。


YouTube動画 『凜々しい面構えの尺アマゴ』


 

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