岩魚釣り

渓流釣り遡行記2015
渓流釣り遡行記2015
 吉野川水系  2015/3/29 雨 
相棒はチャッピーさん、昨日はあんなに良い天気だったのに山道に差し掛かると雨が降りはじめた。 ここまで続くと神懸かり的 渇水の時期までパワーを維持してください。

狸が車の前に現れた。

「可愛い顔をしていますね」とチャッピーさん
そんなこと言っている場合じゃない。『狸を見たら釣れないジンクス』は活きている。見ないふりをしようとしたがズウーッと車の前を走って先導してくれる嫌みな奴。
「あぁ・・・・今日は釣れないのか?」
しばらく走ると幸運の狸が横切る。ラッキー!!!狸を偶数見るのは問題なしです。

最初は、大場所が続くから左右に分かれて「セーノ」で竿を出す。チャッピーさんが左で俺が右、大場所を3つ過ぎた時点で釣果に大きな差 チャッピーさんが良型6尾に対して俺はアタリすらない。理由は大体分かっている。ノーマルミミズに対して俺のは太虫ミミズ、3年くらい前から餌は太虫で通しているが今年の『熊太郎太虫』は一回りぐらい大きい。「喰えるモンなら喰って見やがれ」とミミズが魚を恐喝しているのに違いない。
4つめの大場所で「なぁ、左と右の場所を変わってくれない・・・・」 それじゃないって!
場所を変わると初めてのアタリでファーストヒット。良い引きだったので尺は越えていると思ったが5㎜足りない泣き尺だった。前回の尺1寸も太虫だったし大物狙いは太虫に限りますね。ハッハァーwwww

支流の入り口に新しい足跡があった。クッキリ、ハッキリだから昨日のもの・・・・大場所を何カ所か越えるとなくなった。本流からちょっと支流に入っただけなんだろう。変わってハッキリしない足跡・・・・今年のものには違いないが雪が多く残っている頃なら、まだ勝算があるかも知れない。

岩魚 10寸(30.3cm) やっとかって感じ

本筋ではなく水量の少ない岩の下エグレから飛び出してきた。
尺伝説(大物記録)⇒『やっと尺岩魚』に続く
尺伝説(大物記録)
本格的に源流を歩き始めたのは92年の頃からです。あれから800本以上の四国の渓沢を訪ねて来ました。初めの頃は一日の釣果を求めて渓を駆けずり回ったこともあります。釣れる魚の大きさにこだわったこともあります。   最近は、渓沿いの自然にできるだ...

大滝の前で10寸が出た。
通過しづらい大滝を越えれば凄いことになるかも知れないと思っていたが滝を越えるとアタリが遠ざかった・・・・どうしたことか?俺だったら、雪が岩に付いていたら絶対に引き返すけどね。

途中の二又辺りから再び岩魚が出はじめた。

チャッピーさんの泣き尺(29cm)
どうも、このサイズに泣されっぱなし、サビてはいないが、まだ細い・・・・少し早いのか?

時期を待てば誰かの跡を追うことになるし、この時期の渓選びは本当に難しい。

連爆の途中、斜面が雪に覆われる。
雪が柔らかく下は空洞になっている。踏み外すと身体がスッポリ雪の中に埋まって危険。魚止めまで行けると思っていなかったが早々と納竿した。

当日データ
 釣果:15尾 最大30.3cm(岩魚) キープ7
 
遡行距離6.9km 標高差360m

コメント

タイトルとURLをコピーしました