渓流釣り遡行記2016
吉野川水系 2016/6/26 晴れ
吉野川水系 2016/6/26 晴れ
祖谷川は毎週のように何処かの渓へ入っていた時期もあったが、近年は年に数回入ればいい方になってしまった。疎遠になりがちの祖谷川だが魅力的な渓は数多く残っている。
空梅雨かと思っていたのに梅雨前線が停滞して雨の日が続いている。家の前の川は結構いい音を立てて流れているが渓の状況はどうなんだろう? いつも釣りに行く前に見ている『WeatherReportの積算雨量』は6時間0.5㎜の降雨がないとクリアーされてしまうので降ったり止んだりの雨は、どの程度の積算値なのかハッキリしないから役に立たないようだ。
渓まで降りると水量は平水の倍程度、ニゴリは入っていないのでいい感じだった。最初の振り込みに6寸が出た。これは爆釣になるかも知れない思ったものの、後はチビ助が散発的・・・・この渓は釣り人が多いので絶好の水量でもアマゴはスレているようだ。
大滝10m
いつもは側面からロープを掛けて滝下まで降りるのだが、何故か正面突破で大滝を向かえた。手前でチビ助を1尾、壺は埋まって深みがない。ロープがないと側面を高巻くのは無理かも知れないと思っていたがクラックや凹みに足を置いたら簡単にスルスルーっと登りきった。上から見ると大岩の傾斜が嫌らしく怖いが下から見れば弱点が明確だった。
いつもは側面からロープを掛けて滝下まで降りるのだが、何故か正面突破で大滝を向かえた。手前でチビ助を1尾、壺は埋まって深みがない。ロープがないと側面を高巻くのは無理かも知れないと思っていたがクラックや凹みに足を置いたら簡単にスルスルーっと登りきった。上から見ると大岩の傾斜が嫌らしく怖いが下から見れば弱点が明確だった。
緩い平の流れが続いたあとに10mの滝、右岸の岩壁に取り付いて高巻く、登り切って対岸をみると、ややこしそうに見えた左岸を戻って高巻くのが正解のようだ。
滝上からゴルジェがはじまる。
水量が少なければ簡単に突破出来るが多いと難儀な場所、ここまで6寸が1尾とあとはチビばかり、魚止めまで残り1/3・・・・この先も釣れるような気はしない。渓変わりが頭に浮かぶが、魚止め確認が信条の釣りだと思い直した。
アマゴ8寸(24cm)
ゴルジェを抜けるとアタリが出はじめて8寸が掛かる。
ここから、いつもの源流釣りがはじまる。
原生林の渓
巨木が渓に横たわっている。倒れても新たな生命を宿す力強さが残っている。源流域のこんな風景が大スキです。
巨木が渓に横たわっている。倒れても新たな生命を宿す力強さが残っている。源流域のこんな風景が大スキです。
アマゴ8寸(25cm)
大きく竿を曲げて滝壺を走り回る。もしや大物?と思っていたら背掛かりのスレでした。8寸のスレどおりでよく引くわけだ。
原生林の中州は気持ち良く歩ける。
最源流の二又
通っていた頃は、右左とも少しの間アマゴが棲んで居たがガレに埋まってしまった。入渓するのを躊躇っていた原因の一つ、月日が経ちガレは流されて昔の状態に復活していた。
通っていた頃は、右左とも少しの間アマゴが棲んで居たがガレに埋まってしまった。入渓するのを躊躇っていた原因の一つ、月日が経ちガレは流されて昔の状態に復活していた。
アマゴは戻っているのか?
アマゴ8寸(24cm)
右又はアマゴが居なかったが左又は少しの区間戻っているようだ。左又はアマゴを拒むような滝がないから少しずつ上流に勢力を拡大していくだろう。
右又はアマゴが居なかったが左又は少しの区間戻っているようだ。左又はアマゴを拒むような滝がないから少しずつ上流に勢力を拡大していくだろう。
帰り道は所々で寸断されていた。
以前は1時間少々で車止めまで戻って来た記憶が残っているが2時間もかかってしまった。
当日データ
釣果:20尾 最大25cm キープなし
遡行距離7.8km 標高差300m
釣果:20尾 最大25cm キープなし
遡行距離7.8km 標高差300m
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