原生林の渓

渓流釣り遡行記2016
那賀川水系  2016/5/18 晴れ

源流で植林の伐採や崩落により渓が埋まって釣りにならないパターンが続いている。やっぱり原生林の渓を最源流まで気持ち良く遡行したい。地形図で源流が広葉樹マークの渓をチェックする。

結構長い渓、途中から入らないと魚止めに届かないしエスケープもままならない。しかし、車道から標高差100m以上の急斜面、 たぶん、これくらいの傾斜なら何とかなるだろうと割り出した下降地点から下る。 予想道り、踏み跡は尾根筋を辿っていくが地形図で想像していたより急で細く少々危険を感じた。薄い尾根道が続いていたので助かった。

この渓は、出合いから何度か入ったことがあるが印象が全く違う。両岸が原生林、渓幅が広く空が抜け明るい・・・・ 季節が変わればこうも違うものなのか、年齢的なものかも知れない。
良さそうなポイント連続する。全ポイントを真面目に仕掛けを出していたんじゃ時間が足りなくなりそうだ。

アマゴ7寸(23cm)
解禁当初でもないのに、喰っても目印や竿先を動かさない。合わせを入れず、何気に竿を上げると水面に落ちるパターンに悩まされる。この辺りは、渓の出合いから入った場合と釣り場所が重なっている。アマゴが棚ぼたの餌に対して用心深くなっているのだろうか?
コイツは明確なアタリをビッシと合わせた。


渓岸には惚れ惚れしそうな大樹が枝を広げている。釣りをせずに歩くだけでも気持ちがいい空間です。

アマゴ8寸(26cm)
レギュラーサイズは6寸で偶に7寸が釣れてくる。チョット、竿を出すのがややこしそうな場所 右の岩影から出てきて喰った。GWの釣り忘れかもね。

アマゴ8寸(24cm)
支流を少し入ったとこで掛ける。これはいいかも知れないとどんどん釣り上がったが、それきりアタリもなかった。

アマゴが沢山見えるのに餌に反応しない。
幸い上が開けた広い場所だったので、今年はじめてテンカラを振ってみる。なんだ、一発で喰らいついてきたじゃないか・・・・俺の下手くそテンカラも捨てたものじゃない・・・・アマゴの活性が高ければ釣れるって話、その後2尾追加、毛鉤で釣ったアマゴってムチャクチャ嬉しい。


最源流でここまで見ることがなかった植林が現れた。気分的に落胆、もういいやと最後の二又で納竿した。この分じゃ水が切れるまでアマゴがいるかもしれない。

緩い小沢沿いを詰めて小尾根に這い上がった。原生林の尾根と斜面、これだけ力強く広い根を張っていればどんな大雨が降っても崩落することはないだろう。


シャクナゲ
マルバウツギ?
ミツバツツジコモチマンネングサ 
原生林の渓は植生が豊でいろんな花が咲いていました。竿先ばかりを見ていないで足を止めて写真を撮るくらいの余裕が必要ですね。
釣果:21尾 最大26cm キープなし 遡行距離9.5km 標高差450m

YouTube動画四国の渓流釣り 原生林の渓
アップロード:2016/5/26


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