河原の源流

渓流釣り遡行記2016
東予水系  2016/4/16 晴れ

河原の源流と呼んでいる場所がある。
地形図を見ると混み合った等高線が続いた先に緩くなった最源流部がある。斜面側の等高線もゆったりとして、とても気持ちのいい原生林が広がっている素晴らしい場所です。しかし、車止めから急な林道を標高差700m・・・・おいそれと簡単に辿り着ける場所ではない。さらに標高差250m上、河原の源流の魚止めに立つのに5年の月日を要してしまった。
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チャッピーさんのリクエストにお応えして、村兆さんと3人で河原の源流に行くことになった。技量も体力もあるのに、老人を誘わなくてもいいのにねぇと言って断っていたが河原の源流の魅力には勝てなかった。

今回は魚止めを目指すので河原の源流の少し下から釣りはじめる計画
標高差600m、休憩を3回入れて3時間強、いつ来ても、この登りはキツイ。春らしくなってきた、行程の途中にはヤマブキや山ツツジが咲き新芽の若葉色が眩しい。

アマゴ8寸(25cm)
岩魚滝(イワナし釣れない滝壺)下の淵で掛けた。落ち込み横のエグレなら出てきて喰いついた。最初は、イワナだと思っていたがアマゴだった。ここのアマゴはイワナとの混生域で頑張っている。

納竿場所だった淵
いつも、深くなった場所に沢山魚が居るのに喰ってくれなかった。いきなり仕掛けを深場に入れるのが良くないのだと思い手前から順番に攻めることにした。

イワナ9寸(27cm)
まずは、場を荒らさないように浅い砂地に浮いていた7寸を狙った。奥から9寸が寄って来て喰いついた。

アマゴ9寸(27cm)
落ち込みの奥に仕掛けを入れたが水流で回り込んで落ち込みの中で掛けた。

滝を3つ越えて、いよいよ河原の源へ

イワナ8寸(24cm)
どうも水量が少ない・・・・仕掛けを水面に入れただけで浮いている魚は岩陰に隠れてしまう。他に魚が居ても、それにつられて隠れてしまう。落ち込みと流れがあれば何とかなりそうなのだが魚に気づかれずに仕掛けを入れられるような場所は少ない。
真ん中の浮き石の向こう側に流れがあり、底に仕掛けを入れると喰ってきた。 

最源流の入り口の斜滝
今年は雪が少なかったせいだろうか?先週、まとまった雨が降ったのにもかかわらず水量が少ない。魚止めまで標高差100m、この滝がこれじゃ魚止めは水が涸れてしまうので納竿した。
今回で『河原の源流は』卒業しようと思っていたが、また来ないといけないようだ。
釣果:5尾 最大27.0cm キープ1 遡行距離12.6km 標高差900m

YouTube動画四国の渓流釣り 河原の源流
アップロード:2016/4/18


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