渓流釣り遡行記2015
物部川水系 2015/7/9 雨/曇り/晴れ
物部川水系 2015/7/9 雨/曇り/晴れ
車止めに着いて釣りの準備をしているとリュックをがないことに気づいた。
いつもなら車の中に入りっぱなし・・・・なのだが、前回は雨だった。雨に濡れたリュックを軒先で乾かしていた。それと、前回は長い車道を歩いたのでリュックのカラビナにヘルメットを吊したままになっていた。
リュックとヘルメットを忘れてしまった。
リュックの中身
- ロープ・・・今日はロープはいらないと思う
- 玉網と𢮦寸定規・・・大物がかからなければ問題なし
- 熊鈴・・・ウワァー 今日の渓にはクマがいるんだよね
- ヘッドランプ・・・早めに切り上げよう
- テンカラ竿・・・・雨だからテンカラはやらない
- レスキュー用品 頭痛薬・胃薬・軟膏・カットバン・応急テープ・予備電池・・・・
入っているものだけではない、これから入れるものやらなにがし
- 弁当と予備餌・・・・ベストの大型ポケットでも代用できる。
- 合羽・・・・雨が降っているから着込んでいけばいい
- 転んだ時、背中は無防備だから防御になる
- ヘルメット・・・・タオルを巻いて代用とするが気休めにしかならない。
完璧ではないけど、上記の装備で一応の安心感をもって渓の奥地まで足を運んでいる。それが無いとなるといやーな不安が残る。
渓を舐めたらいけない。 『やめようか?』
片道3時間も走ってきたし、日券も買ったし・・・・
チョットだけやろうか (結局やるんかい!)
渓に下ると水量が太い。
この渓は10年以上前、上流部で大崩落があって渓が壊れてしまった。渓を歩くと川床の泥が舞い上がるほどだったがこんなに水量が多くても濁りが入っていない。原生林の渓だからここまで回復したのは喜ばしいことだ。
この渓は10年以上前、上流部で大崩落があって渓が壊れてしまった。渓を歩くと川床の泥が舞い上がるほどだったがこんなに水量が多くても濁りが入っていない。原生林の渓だからここまで回復したのは喜ばしいことだ。
当初の計画では本流の核心部から魚止めまで釣り上がろうと思っていたがリュックとヘルメットがない この水量を見て諦めがついた。
林道を歩いて渓と交差する場所まで来たが、まだまだ水量が多い。白泡が立ってポイントの見極めが難しい。少し戻って支流を釣ることにした。
支流に入ると晴れ間が広がった。
久しぶりに気持ちのいい釣りが出来ると思ったのは30分だけだった。
久しぶりに気持ちのいい釣りが出来ると思ったのは30分だけだった。
アマゴ8寸(25cm)
確か10年くらい前、この壁淵より上には在来種ぽい いいアマゴが棲んでいた。しかし、今日は全く見かけなかった。
確か10年くらい前、この壁淵より上には在来種ぽい いいアマゴが棲んでいた。しかし、今日は全く見かけなかった。
釣ったアマゴを食べる分だけ持って返るのは全然構わないし、釣りとは、本来そういうものだと思う。どんなアマゴが貴重なのかを判る渓師が増えてくれればいいのだけど・・・・
2尾目の8寸(24cm)
手元まで魚が来た時に、またニッシンの竿が折れた。これで6本目、どうなっているんだこの竿は・・・・
手元まで魚が来た時に、またニッシンの竿が折れた。これで6本目、どうなっているんだこの竿は・・・・
天気予報は0㎜の雨だったのに大粒の雨が降り続く、台風から誘発されているのかも知れない。一気に水量が増えてくる感じだ。
こんなに増水しても濁りが入らない やはり原生林の渓はすばらしい。渓に傾斜が出てくると白泡だらけで真っ白 もはや仕掛けを入れるポイントが判らなくなり納竿
気にかかるのは支流の渡渉場所と無理矢理通過した崩落箇所・・・・渡渉場所は大石が見えていたので難なくクリアー、渓から20m上の細い登山道、泥濘んでよく滑る、安全確保でロープが張られている。 我々釣り人は道がないのに慣れているが登山者は大変だろう。
本流まで戻ると濁流で濁りが入っている。上流を詰めると大変なことになっていたかも知れない。
魚止めの確認は今後の宿題にしておこう。
魚止めの確認は今後の宿題にしておこう。
当日データ
釣果:15尾 最大25.0cm キープなし
遡行距離13.8km 標高差310m
釣果:15尾 最大25.0cm キープなし
遡行距離13.8km 標高差310m
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