ホームグランド2015

渓流釣り遡行記2015
東予水系  2015/2/21 晴れ
2月も終盤、少々暖かくなってきたので、ホームグランドもそろそろいい頃合いかも知れない。
歩きはじめて雪の状況の判断ポイントを確認する。雪は微妙に残っている・・・・もう少し歩いて渓の先が見渡せる場所、大高巻きの斜面は雪で真っ白、さて大高巻き手前の核心部をやるかどうかを迷う。核心部は切り立った地形なので雪があると厳しい・・・・核心部がはじまる場所の雪の状況を見てから判断することにした。
いつもなら、第1支流で「ハァハァ」言いながら休憩するのだが、まだまだ元気だ。ついでに第2支流もパス、オフトレの効果が表れて来たのかも知れない。
核心部のはじまりは雪が少ないようなのでいつもの場所から入渓
1時間弱歩き続けて疲れたので、しばし休憩しながら村兆さんの釣りを高見の見物、1投目 餌だけ取られた、2投目 痛恨のバラし、3投目 7寸を掛ける。
もう少し、合わせをキツくした方がいいかもね。

蟻地獄の淵
深みがあっていい感じなのだが釣れない。今回は村兆さんが蟻地獄を登って竿を出してもらった。7寸を掛ける。「なんだ、釣れるじゃない」と嬉しそうにアマゴを見せてくれた。

アマゴ8寸(24cm)
沈み石の手前でアタリが出た。

4段滝 100m弱を高巻く
林道から見えた通り高巻きルートには積雪があった。渓に滑り落ちないように1歩1歩確実に踏みしめる。4段目の大滝はいつ来ても優雅で美しい そして釣り人が淵に立つと絵になる。


4段滝上の最大の難所 急斜面の壁を高巻く
雪で滑るようだったら引き返すしかないと心配していたが立木とツルを手掛かりに何とかクリアー出来た。直角の滝と3段淵の風景が素晴らしい。ここまで来たら魚止めの二又まで引き返すことができない。

マゴ8寸(24cm)
異様に顔がデカイ 盛期になれば直ぐに9寸を越えるだろう。3段淵の2段目 落ち込み左の流れで掛けた。
アマゴ8寸(24.5cm)
この渓は在来種ぽくゾクゾクするようなアマゴが釣れる。一時、卵放流のアマゴが増えたこともあるが漸く元に戻ってきた。なぜ、在来種がいるような渓に卵放流するのか意味が解らない。
村兆さんが掛けたアマゴ8寸(25cm)
今年、初8寸 ムチャクチャ喜んでいた。これもいいアマゴだ。

標高が上がるにつれて積雪が深くなってきた。
雪が深くなって岩が見えなくなった方が滑らないので歩きやすい
大滝(左の写真)を越えると渓の方向が変わって影渓になり真っ白け
水が浸みだしてくる岩壁には太い氷柱が垂れ下がっていた。

アマゴ9寸(27cm)
小さな落ち込みにアマゴが浮いていた8寸以上ありそうだ。竿を持っていた村兆が目の前に仕掛けを入れたら1発で喰らい付いてきた。がしかし、痛恨のバラし・・・・一緒に落ちた餌をパクリと咥えて落ち込みに逃げ込んだ。チョットすると落ち込みから出てきて定位置に戻りやる気満々、村兆さんは仕掛けを修正中・・・・物欲しそうなアイコンタクトを察してか
「どうぞ」っていうのでチャンス到来
竿を伸ばして仕掛けを入れると餌を咥えるのが見えた。ここで合わせたのでは二の舞を喰らう可能性がある・・・・少しテンションをかけてアマゴが走りはじめたのを見て合わせをいれた。𢮦寸するとギリギリ9寸
「へっへぇー どんなもんだい」と自慢顔

そろそろ納竿の二又が近づいてきて雪は益々深くなる。
アマゴ8寸(25cm)
左支流の滝 淵石右のエグレで掛けた。
釣果:36尾 最大27cm キープ0 遡行距離8.3km 標高差500m

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