もっこく池 2cm足りなかった

もっこく池
四国渓師ブログ   2020/5/28  

もっこく池に釣り人が少ない。

いつもの年なら平日でも5組以上の釣り人がいても不思議ではないが「もっこく独り占め」の日だってある。コロナの影響もあると思われるが常連さんを見かけない時もあるので釣れなくなったことが本当の原因なんだろう。

釣り大会後に大物に追われナブラが出来るほどだったチビ助達は何処に行ってしまったのか?異常に多かった鵜や暖かくなって岸近くに居座っている丸々と太ったブラックバスに喰われてしまったことは簡単に想像できる。

釣り大会の主旨として沢山の魚を釣って貰いたいからサイズを小さくして数を増やした・・・・その主旨は理解できるが釣り大会以降、鵜やブラックバスの餌となってしまう魚を放してどうなるのか?奴らが手出しできない大型魚なら次年度の釣り大会まで残り釣れる魚の積み増しができるはずだし大会後の釣り人を楽しませてくれるのは間違いない。

水利組合が『虹鱒も棲める綺麗な水での米作り』をアピールするなら釣り大会の200人よりも遙かに多い年間を通して訪れてくれる釣り人にスポットを当てた方が効率的たと思うのだが如何なものでしょうか。今年の釣り大会の放流は何年か前の姿に戻していただければ幸いです。


まだ、水門から入ってくる水には勢いがある。こんな時はノーシンカーで仕掛けを流れに乗せてやれば労せずとも虹鱒の方から喰ってくるのが去年までのパターンなのだが全然アタリがない。
池の中で最も条件が良い水門周辺に虹鱒が寄っていないのは確かだ。

水門から離れた場所に一点集中の打ち込みを繰り返し虹鱒を寄せ誘って誘いまくる作戦しか手がない。昼間は全く無反応、アタリが出だすのは水面に影が落とす夕方6時前後なので竿を出すのは5時半から6時半までの1時間と決めている。(アタリが出ると云っても1時間に数回程度しかない)

昨日はたかさんと竿を並べた

竿を出すと3m手前に50オーバーのブラックバスが張り付く、竿を水の中に浸けて追っ払っても直ぐに戻ってきて居座る。「早く釣れよ」釣った虹鱒をリリーするのを待っていやがる。こんなのに居座られたんじゃ虹鱒は岸辺に寄ってくる筈はない。リリースするときは竿でブラックバスを追っ払った隙に放なしてやらないと襲われて餌食になってしまう。

2回連続で針のチモトでハリス切れ・・・・

瞬間だったのでどんなサイズなのか分からない。2回目は針を結び直した後だったのでハリスにダメージも確認している。あとは虹鱒か?野鯉か? いずれにしても2号のハリスを切るのは大物に違いない。終了間近、尺1寸を掛けた。たかさんに「釣れるから行ってみる」と誘った面目をギリギリ保てた。


針に結んだハリスの上に水糸を巻き付け仕掛けを強化した。餌も針のチモトを出すように付けた。
1投目からアタリ、合わせは軽く竿に重みが乗ったのを確認してもう一度2段合わせ。

チョット余裕を与えすぎたみたいで竿先が上下にバタバタし出した。コレは渓流で大型のアマゴがクネクネするときと同じアタリ方だが虹鱒のそれはメチャ激しかった。沖に走るのを食い止めると横に走りながら底に潜る。PowerSPEC この竿は元からよく曲がる、慣れてなければ竿が折れて終いそうで怖くなるが限界近くまで曲がり胴にのってくると虹鱒の動きを止め浮上さすパワーがある。虹鱒もそれに負けじと底に潜り込もうとする。これを何回も繰り返しながら虹鱒と対峙できるのがのべ竿の面白さだ

前回の玉網枠幅オーバーより体高があり引きが強い好敵手だった。メジャーを持ってなかったので枯れ枝を同寸に折って帰ってから枝の長さを測ると58cmで目標の60に2cm足りない・・・・目標を60cmとしているが今シーズンのもっこくでは最大クラスと思もっていい。

さらに50に近いサイズを追加して追加した。

なかなか好調じゃん

しかし、1時間でアタリがあったのは4回だけ、この少ないアタリでどう針掛かりにつなげるのか?今シーズンのもっこく池は難しい釣りが続いている。漸く大物が釣れるようになってきたが池の水温が上がりだしたのでソロソロシーズンの終わりが近づいている。



 

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