渓流釣り遡行記2016
東予水系 2016/2/28 晴れ
東予水系 2016/2/28 晴れ
そろそろホームグランド 問題は雪の状態だ
3日前に釣り仲間から送られてきた写真は雪に埋もれた滝、ガジガジに凍って滑るので魚止めを諦めて撤退したそうだ。納竿場所の標高は同じくらい、一度入渓すると魚止めまで遡行しないと帰りが難しい渓、スリリングな岩場の高巻きも何カ所かある。1日前は暖かい雨が降った。山の天気で標高1500mの気温が2℃・・・・もしかしたら雪は溶けたかもしれない。渓の上流が見通せる場所まで行って4段滝の雪の状態を見れば判断が付く。、もし雪に閉ざされていたならしばらく遡行したことがない下流の支流へ逃げればいいと思った。
車止めから30分歩いて渓の上流が見通せる場所までやって来た。4段滝の高巻きルートの斜面に雪がない。この分だと源流部も雪が少ないかもしれない。
さらに歩いて、いつもの場所から入渓する。
いつもは、村兆さんに最初の淵を任せて高みの見物をしてから次の淵を俺が釣ることにしているが、俺が釣っている淵を釣りたいらしい。それじゃ先攻と後攻を逆にすることで話がまとまった。
まず6寸、次に8寸前が釣れた。
村兆さんが釣っている淵に向かうとアタリはあるが針に乗らないらしい。
「釣れました?」って聞かれたから
「6寸と8寸前が釣れた」って答えると
「えーっ」
「釣りやすい場所からはじめて貰いたいという俺の優しさが分からないかなぁ」
アマゴ8寸(24cm)
脇芯からアタリが出た。水温が上がり、深みにかたまっているのだけではなくアマゴの活性は良さそうだ。魚体も幅と厚みがあるアマゴが多かった。季節は、着実に春の渓流に向かっている。
脇芯からアタリが出た。水温が上がり、深みにかたまっているのだけではなくアマゴの活性は良さそうだ。魚体も幅と厚みがあるアマゴが多かった。季節は、着実に春の渓流に向かっている。
上:最初の核心部は岩壁の渓、雪があると滑って厄介だ。
中:4段滝の下までやって来た。全く雪はないから大高巻きが楽勝だった。
下左:いつもは危ないのでやらない3段目、長竿を取り出して上から攻めたが無反応・・・・ここは絶対大物がいるはずなのに
下右:4段目に降りて竿を出す、6寸・7寸・8寸・・・・次が出ない。
上:村兆さんが釣った8寸(24.5cm) この渓の在来種タイプは健在のようだ
3段淵の2段目で8寸(25cm)を掛けた。
雪なし、春の陽射し 源流の絶景の中で釣りができる喜びを感じています。
雪なし、春の陽射し 源流の絶景の中で釣りができる喜びを感じています。
アマゴ8寸(24cm)
渓がクネクネした場所、左の岩をブラインドにして浅い砂場に竿を出す。淵の正面に立つと絶対に釣れない不思議な場所、落ち込みの深場で大物が釣れることもあるが今日は留守だった。
渓がクネクネした場所、左の岩をブラインドにして浅い砂場に竿を出す。淵の正面に立つと絶対に釣れない不思議な場所、落ち込みの深場で大物が釣れることもあるが今日は留守だった。
尺滝20m
釣り堀状態だったが7寸以上が出ない・・・・。落ち込み付近が浅くなってきたのが気がかり
釣り堀状態だったが7寸以上が出ない・・・・。落ち込み付近が浅くなってきたのが気がかり
8寸クラスは沢山釣ったのにそれ以上がでない。
アマゴの活性も良く渓の状態も最高なのに、唯一の不満があるとしたらここか?もうすぐ二又、納竿場所が近くなってきた。浮き石の手前で6寸を掛けて落ち込み左の広がったポイントに仕掛けを入れる。竿先が持って行かれ9寸(28cm)
やはりホームグランドは期待を裏切らない。
期待していた二又左支流の滝は5寸1尾のみ
まだ時間があるので右支流の魚止めまで足を伸ばした。釣りはじめから数えて59尾・・・・キリ良く60で終わりたいところだ。魚止めの小淵で3寸くらいのヤツが餌をつつくが針に乗らない・・・・止めて納竿。相棒からは「潔くて男らしいですね」と言われた。本当なら車止めに戻って竿を出し無理にでも60尾にしたいところだが『美学』ってものがある。
納竿から車止めまで1時間半・・・・結構シンドイ
日暮れは6時過ぎ 渓で楽しめる時間が長くなってきた。
当日データ
釣果:59尾 最大28.0cm キープ1
遡行距離8.9km 標高差550m
釣果:59尾 最大28.0cm キープ1
遡行距離8.9km 標高差550m
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