まだ早かった渓

渓流釣り遡行記2016
吉野川水系  2016/2/21 雪/曇り
昨日は温かい雨が降った。積算雨量50㎜、雨が止んでから半日・・・・渓はベストの状態だろう。 村兆さんからM谷のお誘い、2月の雪がある時期に遡行するには厳しい渓(以前に酷い目に遭った)、 昨日の雨で雪が溶けて源流部まで行けるかも知れないと思い一口乗せてもらった。 車止めで着替えをしていると小雪が舞いはじめた。源流部はどうなのか?晴れの予報なので気に留めることはなかった。少し歩いてから釣りはじめる。渓に雪はなく前回の釣りとは全く違う春の釣りができそうだ。
アマゴ8寸(24cm)
岩を登る途中から竿を出して、淵尻からアタリがあった。朱点が少ない魚体、この渓の在来種タイプは健在のようだ。
アマゴ9寸(29.5cm)
コイツも渕尻からアタリがあった。
暖かくなり、餌を探して広範囲に動くようになっているのかも知れない。
水中にいるときは9寸ギリギリだと思っていたが手元に寄せると結構長かった。
もしやと思い𢮦寸定規に乗せると5㎜足りない泣き尺でした。

渓の傾斜が上がり遡行が厳しくなる区間
小雪が本格的な雪になりはじめた。気温が高いのだろうかあまり寒さを感じない。晴れの予報だから直ぐに止むだろうと思っていたが長い間降り続いた。

アマゴ8寸(25cm)
この時期のアマゴにしては体高があって太い


雪は止んで晴れ間が見えだしたが上流に向かえば向かうほど雪が深くなる。
下の滝淵で村兆さんが8寸を掛けて嬉しそうにしている。

アマゴ7寸(23cm)
魚体全体が黄味掛かり朱点の少ないアマゴ、この渓の源流部でしか見ることがなくなった在来種まだ棲息していることに感動した。
アマゴ9寸(27cm)
淵の真ん中に仕掛けを入れると喰ってきた。源流部が近くなってもアマゴの活性は高いようだ。

靴底のフェルトに付いた雪で岩の上を歩くと滑ってしまうから気が抜けない。目的の場所まではもう少しなので辿り着けることはできるが問題は帰り道、帰り道が通っている斜面を見上げるとかなりの雪が積もっている。雪がないときでも辺りを探し回って、やっと見つける林道、雪に隠れて見つけられないかも知れない。林道が見つからないと渓通しの帰り道は厳しいことになってしまう・・・・
ここで撤退を決意した。

アマゴ8寸(26.5cm)
車止めまで早めの帰ってきたので本流のあっち・こっちで竿を出してみる。しかし、本流のどこにアマゴが釣れるのかなどわかる筈もなくアタリすらない。最後の最後、見るに見かねた本流アマゴがサービスしてくれました。流石に本流アマゴ、幅広で引きが強かった。
釣果:30尾 最大29.5cm キープ1 遡行距離5.0km 標高差300m

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