3月の源流釣り

渓流釣り遡行記2016
吉野川水系  2016/3/26 晴れ
寒い朝を迎えた。
車止めの気温は-2℃、山の高い部分は白い笠を被っている。たぶん、雲がかかり樹氷になったのだと思われます。昨日から今朝にかけて天気が良かったので雪の心配をしなくて良さそうです。 標高差500mを2時間かけて登り源流域を釣ろうと思っています。まだ、足の状態が万全じゃないのに大馬鹿者です。本格的な源流シーズンに向けて歩いて治すしかないと思ってのこと。

渓と林道が交差する場所、足のこともあるので歩くスピードを抑え気味で1時間登って来たつもりだが、いつもと2分しか変わらなかった、序盤はまだ元気である。
休憩を兼ねて2、3淵竿を出してみるがアタリがない。この辺りは魚影が薄いわけではないが雨が降って増水しないと良い釣果は得られない。しかし、増水すると途中にある連爆帯の遡行が厳しくなるので、なかなか厄介な釣り場だ。

気になるのは、いつもより水量が少ない。源流で釣りはじめるまで大した支流がないから釣りにはなると思うけれど・・・・今年の四国は雪が少ない。水分の貯金が減って林道が乾いてきている。そろそろまとまった雨が降らないと早い時期に渇水になるかも知れないなぁ。


2時間も歩けば陽の光が渓に差し込むだろうと思っていたが、まだ渓は影のままで飛沫が掛かる。岩には氷が張り付いている。風が吹くと手が悴んで針に餌を付けるのも一苦労する。

メインの流れからアタリが出ない。アマゴが出るのはサブ筋・・・・この辺りは下から釣り上がって来れば釣り場が重なる場所だから仕方がない。先の釣り人が上流の林道が交差するところで引き返してくれればいいのだ・・・・。
水温が低いからだろうアマゴの掛かりが悪く水面に出ると落ちてしまい、その反動で仕掛けが木に引っかかってしまう。まだ枝に若葉の膨らみができていないので回収できるから良しとしよう。


アマゴ8寸(25cm)
ムチャクチャ引くので大物か?と思っていたら横腹に掛かったスレだった。

アマゴ8寸(25cm)
渓に陽が当たるようになりアマゴの活性が良くなった。先の釣り人は林道まで釣って引き返したようだ。

アマゴ8寸(25cm)
渓に陽が当たるようになりアマゴの活性が良くなった。
先の釣り人は林道まで釣って引き返したようだ。


アマゴ9寸(28cm)
右手前の石のエグレから出てきた。カメラのヘルメットハウジング忘れてきてしまった。動画撮影は止めにしようかと思ったが置きカメラで撮影してみた。結構手間だけど、アングルが変わって面白い動画になるかも知れない?

適度な落ち込みとセットで浅くもなければ深くもない淵が連続する。標高は相当高いはずなのに透明な流れがゆったりと流れています。大好きな源流域の一つです。

アマゴ8寸(26cm)
まだサビが残っているのか黄金色に輝くアマゴ、魚止めに近い小さな水溜まりだが油断はできない。

アマゴ8寸(25cm)
魚止めの滝、石下のエグレに引き込まれた。

帰りも2時間・・・・下りが足にきてムチャクチャしんどかった。でも、先週よりチョット マシみたい。

釣果:32尾 最大28.0cm キープなし 遡行距離9.6km 標高差750m

YouTube動画四国の渓流釣り 3月の源流釣り
アップロード:2016/3/28


 

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