吉野川水系 2018/6/28 雨/曇り
目の前の砂防エンテに竿を出すといきなり8寸が釣れた・・・・魚影は濃いようだ。
しかし、川幅の広い本流筋では細かい雨と強い風を真面に受けてしまうのでアタリが取り辛い。
状況が上向く気配がないので少し下流の支流に渓変わりすることにした。
アマゴ9寸(27.5cm)
水量が多く落ち込みからの流れが早過ぎるのか大淵の本筋はアマゴの反応はなかった。
アタリが出るのは流れが緩くなった渕尻、速い流れを避け餌を待っているような感じだ。
上の写真、今日は如何にも釣れそうな場所だが平水なら砂地が露出して流れはないかも知れない。
岩と岩が重なり合い大淵に続くポイントに仕掛けを入れると一発で食らいつき奥に走った。
大岩が点在し重なり合って渓を塞いでいる。
どやって巻こうかと思っていると、大岩の狭い隙間があった。
大阪で地震があったばかり大岩の下を潜るのは気持ちいいものではないが高巻くより楽が出来る。
上の段の小さな深みで掛けて下に誘導して取り込もうと思ったが下へ下へと引きずられた。
結局、取り込んだのは2つ下の小淵だった。
尺はあるだろうとメジャーを当てたがどう計っても2、3㎜足りない。
『得意の泣き尺』 尺ないのなら29.5cmでいいや
大場所をやり過ごすとしばらく緩い瀬が続いていたが再び滝が現れるようになってきた。
アマゴ9寸(28cm)
序盤は丸いパーマーク、7つしかないアマゴも居た。
二叉手前辺りから細長いパーマークで数が多いアマゴが釣れるようになってきた。
幅広く長い斜面を滑り落ちた水を急に狭まった岩の間から空中に押し出す滝、スローシャッターで捉えた放物線の軌跡に品の良さを感じる。
アマゴ9寸(29cm)
朱色の大きな朱点、魚体の色が濃く引き締まった精悍さが印象的な雄アマゴ、水面から姿を現した顔がさっきの泣き尺よりデカかったので尺は確実にあると思っていた。
「う~ん・・・・」 コイツも1cm足りず、本日2尾目の泣き尺
今年は尺に届かず泣きを見ることが多く30cmの壁が厚さを感じずにはいられない。
尺を釣りたい気持ちはあるが、初めての渓で9寸4尾は出来すぎやろ!!
那賀川水系 2018/6/28 雨/曇り
釣果:32尾 最大29.5cm キープなし
遡行距離20.5km 標高差700m
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