大滝の尺上

尺伝説(大物記録)
東予水系 2018/3/7
大滝の高巻きに失敗した。
戻ったり、別ルート探ったりで時間を喰われてしまい最源流行きを諦めた。別ルートは高巻きを失敗した滝上に続いていた。最源流行き諦めたことで時間的余裕ができ、この先釣る場所も限定されるので滝下に降りた。2段の滝
1段目で6寸と7寸が1尾ずつ・・・・そんなもんかと落胆、2段目は取り付きがややこしかった。水が浸みだしている岩場を登るのだか手で岩を掴むとメチャ冷たい。次に水が落ち込んでいる岩場を登る、岩に足を置くと跳ね返った水が顔に掛かった。慌てて握った岩は水の中、袖から冷たい水が浸入してくる。
「えぇーい どうにでもなれ・・・・」である。
 
大滝を前にして7mの長竿を出した。
如何にも大物が潜んで居そうな大場所で使う竿の割に尺の実績が少ない。振り込み易さと強い流れに負けないように大錘をプラスする。錘下を長く取り、底に着いた錘の上を餌がユラユラと舞うイメージ・・・・ 大物にとって、餌の動きが不自然で怪しまれているのが原因なのか? 大錘を付けずに振り込んでみた。
水流が早いので流れに馴染ますように竿を操り仕掛けを底に沈ませた。持って行かれるようなアタリ、竿を立てたが滝淵の中を左右に走り回る元気なヤツ、いつも使っている竿なら浮かすのに時間が掛かりそうだが、長竿の張力は強く簡単に浮いてきた。浮かせてみると、さっきの泣き尺より太くてデカイ・・・・と云うことは尺上は確実、岸に引きずり上げようと思ったが大事をみて玉網で掬った。高巻きに成功して右斜面からだとロープを掛けないと降りられない2段の滝、最源流行きが頭にあれば、時間も掛かるし面倒くさいのでパスしている。偶々、左から巻くことで滝下に立ち尺上と出逢うことができた。
何が幸いするのか分からないものだ。
アマゴ 31.5cm ♂
テクニカルゲーム翠隼 S中硬70ZK
仕掛け寸法6.0m ハリス0.6号 キジ餌

 夏にみるような太った魚体だった。


 

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