釣り大会後、初めての日曜日とあってもっこく池の駐車場は満車状態だった。県外ナンバーに混じり『八王子』ってマジなのか?急な冷え込みでチビ助のボイルのワッカはなくなった。偶に「ピチャ・ピチャ」と寂しいライズに混じって「ドボーン」っと大きな波紋が嬉しい。大きな鵜が精力的に潜水を繰り返している。鵜にとってチビ助は手頃なサイズだし春になればブラックバスに追いまわされる。
餌が少ないもっこく池で、どれ程のチビ助が生き残っていられるのか心配やね。
相変わらずチビ助に翻弄される。
小さいヤツはなんと15cm、釣り大会前はこんなミニサイズは居なかった。今年の放流魚の中心サイズは20cm前後ってのは本当のようだ。アタリはのべ竿の穂先を殆ど曲げない、スーッと入ったら釣れている感じ・・・・偶にツンツンと来て尺オーバーが釣れたら感動している自分が情けない。
こんなんじゃ渓流の引きの方が断然楽しいし、もっこく池の釣りじゃない!!
釣り方を変えた。
餌を大きくしてアタリを待つ、チビ助は餌をつつくだけでパクリと咥えることができない。アタリが出たら誘いを掛けて周囲の魚を寄せて活性を高める。チビ助が餌を咥えらず難儀しているところに大物が「何やっとんや」でガツンと来るってな具合、テクニックはチビ助に餌をツッツかれバラケさせない程度速さで誘いを掛けられるかどうかだ。
のべ竿だから微妙な誘いも操れると踏んだ・・・・
そう、上手く行くのか???
回答は意外と早かった。
ガツンと来てのべ竿が大きく曲がり、浮かそうとして竿を立てると更に突っ込まれた。
久しぶりに味わうこの感覚・・・・堪らんなぁ
45cmの雌だった。
1尾だけなら偶々ってこともある。
10分位して同じようなアタリ、今度は中々寄せることができない。50前の幅広のホッペが赤い雄だった。
ニジマスは学習するのが早いので、何時まで通用するか分からないけど、この釣り方でしばらくは楽しめそうだ。
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