2013/9/15　晴れ

　この渓は　過去２度の遡行で完結した。
　それほど長い渓ではないが等高線の混み具合が半端じゃない。平地は滝下に僅かにあるだけで表題にあるように坂から水が 流れているような渓で、1回目の遡行は魚止めまで届かず途中リタイヤした。2回目の遡行は1年後、帰り際に見た斜滝が素晴らしかった。滝上はどうなっているのかという思いで再び魚止めの確認に訪れた。滝上は穏やかな絶景の渓だった。
　魚影は薄く、中流域で数匹釣れたのみ、2回目の遡行は魚止め確認の筈だったのだが、既に入渓地点は、魚止めを越えていたらしく魚影を見ることはなかった。

　もう二度と行くことはないと思っていたが、釣り人の入渓を拒むような渓、中流域には魚影がある・・・・とりつきの連瀑帯に魚が居ないはずはない。村兆さんを誘って「坂のような渓」に出かけることにした。

２５ｍクラスの直爆2段　上段は３０ｍ
時間を掛けて丁寧に探るがここも無反応
雨が降り出しこれ以上連爆の遡行は危険だと判断して
小尾根を越えて本筋の渓に向かう。

何故、魚がいないのか不思議だね

本筋を釣りはじめる。
1投目、村兆さんが岩魚が釣り上げる。2投目アマゴを掛ける。

会長も釣ってくださいよって言うんで
その上の落ち込みの1投目、いきなり8寸（２６ｃｍ）が釣れた・・・・・二人とも釣りがまるっきりへたくそって訳ではなさそうだ。
やっぱり「坂のような渓」は魚影が薄いのか？