四国の渓流釣り
 2013年度渓流遡行記
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 2/17 東予水系
  小支流 釣査
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3/3 吉野川水系
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3/9 東予水系
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3/17 吉野川水系
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3/30 吉野川水系
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4/7 吉野川水系
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4/14 吉野川水系
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4/21 吉野川水系
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4/29 吉野川水系
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5/12 東予水系
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9/29 吉野川水系
  2013年度 最終釣行

 四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2013)
    最終集落奥の揺長渓
 
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吉野川水系(祖谷川)

2013/4/7 

 車道が延びていて林道の入り口がわからないまま最終集落まで来てしまった。だいぶ昔のこと。前回来た時には林道の入り口が車止めでこの車道は延長されてなかった・・・・・。林道の横にモノラック(エンジン付きの小型モノレール)のレールがあった。エンジン音が聞こえてきたから少し待っているとおばあさんを乗せたモノラックが小谷を越えてやってきた。おばあさんは後ろ向きに座っていた。すれ違いさまに軽く会釈をすると、おばあさんは たいそう驚いた様子だったので『申し訳ないことをしたなぁ』と思いながら歩きはじめて、しばらくすると品の良さそうな中年の夫婦にバッタリ出逢った。出勤途中だったのだろうか男性は背広にネクタイ、女性はツーピースのスカート姿、・・・・今度はこっちが驚いた・・・脚支度は長靴だったけど薄暗い植林の細い林道とミスマッチで朝っぱらから狸にでも化かされているような感覚で「おはようございます」だけしか言葉にならなかった。

 車道が出来て集落の生活も大きく変わっただろう。
 便利になったかも知れないがモノラックがあった林道は荒れ放題で歩きにくかった。

 昨日大荒れの天気は回復傾向・・・・の筈だ。車止めから西の方角を見上げると青空が見えていた。
 渓に下ると雨が降ってきた。やけに冷たい雨で手の感覚がなくなってしまいそうだ。普段は手先の感覚が変わってしまうから、多少寒くても手袋を履かないのだが、どうしても我慢できず手袋を履いての釣りになった。しばらくするとパラパラと霰混じり雨になった。   どうりで雨が冷たい筈だ。

 

 

【上の写真】
釣り初めは、所々に落ち込みがあったが総じて緩い渓だ。
【左の写真】
型はギリ7寸から6寸

【上の写真】
アマゴ8寸(26cm)
釣り始めから2時間、漸く8寸がでた。

【左の写真】
明確な林道が途切れた、少し水深がある小淵

 

 しばらくアタリがなくなった。
上の写真の滝・・・・ここは居るだろうと、俺にしては丁寧に探ったが無反応だった。7m位の滝、越えられそうで手がかりがない。際どくヘツッテ高巻くと右の写真の滝 ここも無反応・・・・降り続く霰でムチャクチャ寒くて戦意喪失。そろそろ引き上げようか?ヘツリ返して滝を降りるのは嫌らしい感じがしたので、急な小尾根を登って植林の中を下ろうと思った。少し登ると上流が見えた。いい感じの落ち込みと淵が連続しているじゃないか。

「寒い」なんかいっている場合じゃない。

小尾根から見えた上流は1m位の落ち込みと淵が連続していた。
今日、一番の渓相だった。

1投目、6寸が掛かった。釣れた魚を追って9寸クラスが寄って来てウロウロしている。素早く仕掛けを入れ直すと着水と同時に喰ってきた。

【下の写真】
アマゴ9寸27.5cm
いい引きをしてくれた。

 

再び渓は緩くなった。
【左の写真】
アマゴ7寸(23cm)


【下の写真】
納竿場所

水線切れまで標高差200m
魚はまだまだ居る。
今度は、完全に寒さに負けて納竿した。
 

 帰りの林道は何となく続いている。渓から高度をキープしているから朝アクセスに使った林道より100m程高い位置にある。・・・・50m幅の崩落現場をパスできるか?と期待していたのだがダメで崩落現場の中間点だったがその先に集落から延びた車道に続いているようで確かな踏み跡があり助かった。


釣果:25匹 最大27.5cm キープ1  
遡行距離9.4km