四国の渓流釣り
 2013年度渓流遡行記
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3/9 東予水系
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9/29 吉野川水系
  2013年度 最終釣行

 四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2013)
    GW 面河ツアー
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仁淀川水系(面河) 1日目

2012/5/3 晴れ

 CさんとGWは泊まりで遠出する計画。
 折角、遠出するんだったら新規開拓の渓をいくつか見繕って、四月の初めには近くの宿の予約を完了していた。さあ、あとは出かけるだけだったのだが、寸前で近所に不幸があり中止になってしまった。Cさんは以降の予定が詰まっていてまた次の機会になってしまったが、村兆さんに電話するとGWの後半戦ならOK、宿にキャンセルの電話すると後半もまだ空いているらしいので日程をズラして計画続行。諦めの悪い性格が幸いしたようだ。



 計画通り上ゲートの先頭に並ぶことに成功した。(誰も後ろに並ぶことはなかったけどね)
 想定外は内側に車がいたこと
 話を聞いてみると事故があってパトカーの後を付いてきたら閉じ込められたらしい
 同業者じゃなかったので一安心
 あとはスタートダッシュを決めるだけ。

 もう5月・・・・ウェーダーを脱ごうかどうか迷った。
 車止めの温度が3℃ まだ、肌寒い。
 気温は高くなる予想。えーい、ヤケクソで速乾性のズボンで遡行することに決めた。
 渓に降りて浅い場所を選んで流れを渡る。
 少し水がしみてきて冷たい・・・・・
 最初の難所・・・腰下まで浸かれば楽に行ける。
 村兆さんが先に渡ったが冷たそうにしている。
 俺は高巻いたが下降する場所がない・・・・少し戻って足が掛かりそうな垂直の岩場を降りた。
 今日の目標 「出来るだけ水に浸からないこと」
 

 

 

 
 

 水量は少なく緩い渓だが渓相はいい
釣れるアマゴは6寸〜7寸
パーマーク10個、オレンジの朱点
標高が1000mを越えているのでまだ少しサビが残っているようだ。

 

いい感じの滝
手前からでは落ち込みに仕掛けが届かない
1歩、2歩前に出るが届かないのは同じ
ムチャクチャ水が冷たい・・・・
3分だけと膝上まで前進するが
カラータイマーは、初めから鳴りっぱなしだった。

意を決して冷たい思いをしたのに
5寸1匹とはね。
岩の上が上流の二又

 

本流は左、大岩が天然のダムになっているので渓は埋まって水流は伏流気味で少なくなる。
小さな魚が走るが針に掛からない.
暫く遡行すると渓は滑状になり、落ち込みが現れて水量が回復する。そして、6寸〜7寸が掛かりはじめた。

【左下の写真】
下の浅淵で8寸クラスを掛けたが針外れ、気を取り直して上の浅淵に仕掛けを入れると9寸が掛かった。

【右下の写真】
アマゴ9寸(27cm)
いい顔をしている。
 
水量が少なくなり、魚を見かけなくなった。
正面、渓が散り始める場所
これ以上は無理と判断して納竿

二又まで戻って、使われなくなった小屋付近に林道があった。楽勝で帰れると思っていたがどんどん標高を上げて急激に下る変な林道だった。

まだ、時間がある。
下流の少し二又を釣り上がる。
どうゆう訳か、短い渓なのに水量が多く安定している。

 納竿場所付近に山葵の群生
 葉山葵を少し失敬して帰ってからお浸しで頂いた。ツーンときて酒のあてには最高だ。
宿の名物 『あまごの土手焼き』
これは、なかなかいけます。
面河川支流 2日目

2013/5/4 晴れ

朝食を食べながら、宿の名物親父から情報収集、宿の周辺は近くの養殖場が廃業して養殖していた岩魚を放流して岩魚の渓になったらしい・・・・・ここまで来て岩魚を釣るのもなんだから予定していた渓へ行くことにした。

9時過ぎ 遅めのスタート
取り敢えず1匹出たので一安心
 
最初の大滝(20m)

村兆さんが右から高巻く
下から見ていると巻きにくそうにしているので左から高巻く・・・・・急斜面のザレ場を足切りしながら登り切ると植林を伐採していた。倒された木が片付いてないのでムチャクチャ歩きにくかった。伐採を越えると林道が付いていたので本来は左が正解らしい。
 
2つめの大滝(20m)

この滝は右から高巻く
滝上で降りられそうな場所が1カ所・・・・その先に大岩が立ちはだかり越えられそうにない。先に降りていた村兆さんに「どうやって大岩を越えたの???」って聞くともう少し高巻いた方がいいと合図を送っている。その次の滝も、次の次の滝も崖で降りることが出来ず藪漕ぎしながら滝を3つ高巻くことになった。
 ストロークの差っておおきいな


 
 
大岩のゴーロ帯の渓
遡行には腕力が必要だ。

名物親父が別れ際に言っていた。
「この辺で一番キツイ渓だから気をつけてな・・・」 って言葉が身にしみてわかった。
 
漸く渓が緩くなってきた。
魚が泳ぐ姿が見えはじめた。
毛針の方がいいらしく、村兆さんのテンカラは絶好調
餌もアタリが出はじめてそろそろかなと思っていると上流に釣り人の姿が・・・・・どこから入ったのか聞こうと思っていると両手で×マークを作ってスタスタと斜面を登って消えていった。
渓は上流で車道と交差する。どうも、そこから釣り下がってきたらしい。やけに逃げ足が速かったところをみると確信犯か?まぁGWだからね。
 
  仕方無いので、納竿。
急斜面を登って車道に出た。
ついでに車道より上流をちょっと偵察
水量も多く、原生林の素晴らしい渓だ。いつか機会があれば最源流まで詰めてみよう。

釣果:23匹 最大27.0cm キープ1  
遡行距離 1日目11.0km 2日目7.1km