エンテ釣り

渓流釣り遡行記2016
渓流釣り遡行記2016
 吉野川水系 2016/9/1 晴れ 
車止めには4WD車、どう見ても釣りやなぁ・・・・夜討ちとは気合いが入っているみたい。本命筋かエンテ谷、どっちに入ったのだろうか?
二又まで下って足跡を確認してみる。そりゃそうだよなぁ、本命筋に決まっているじゃない・・・・淡い期待は儚く消えた。

岩魚6寸
チョコチョコアタリがあってよく釣れるがだいたいこのサイズ、エンテと側面護岸が嫌になって渓変わりをしました。

下流に下って本流の初めて釣る区間
緩い流れをイメージしていたが大場所が次々と現れる。先日の雨で水量が多くて渡渉する場所がないのでシビアな遡行になります。

岩魚7寸 サイズは少し大きくなったようだ。

アマゴとの混生区間の筈だが相変わらず岩魚ばかりが釣れる。

エンテが連続するようになり、魚はアマゴに変わった。

エンテの深みやエグレには大物がいる・・・・確かに滝と同じ大場所には違いないが、この人工物の象徴は好きになれない。3、4年も経てば目的の砂防は果たさなくなり新しいエンテが次々と追加される。渓は遮断され渓魚は閉鎖的な環境に閉じ込められ、自然にとってあるべき多様性が失われてしまう。釣りも、変化がなく釣りやすいので直ぐに釣りきられしまうから放流に頼らざるを得ない。

アマゴ8寸(24cm)
パーマークが真ん丸で7個、スッキリしすぎかな?

狭まったゴルジェにスーパーエンテが姿を現す。全身に飛沫を被りながら竿を出したが7寸岩魚が1尾とは淋しすぎる結果

さて、高巻きだが古いエンテで工事に使っていたと思われる作業道は崩れ落ちて無い。踏み跡に従い左側を詰めるとお助けロープが垂れ下がっていて『助かった』

手掛かりがない垂直のコンクリート壁は乗り越えられない。

アマゴ7寸(8寸に数㎜足りない)
エンテじゃない場所の流れから出たのが嬉しい。

渓流釣り遡行記2016
 釣果:26尾 最大24.0cm キープなし
 
遡行距離11.7km 標高差310m

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