四国渓師ブログ 2014/9/4
6mの竿が2本連続で修理行きになってしまった。
お盆でメーカーが休み・・・・釣具屋から部品が届くのに時間がかかる連絡、今年は6mの竿をメインに使っているので6mの竿が使えなくなるのは辛いものがある。ネットを徘徊していると宇崎日新の竿が安かったので飛びついた。
宇崎日新、国内で企画・設計・製造しているのは知っていたが竿を持つのは初めてだ。
アグレッサー春霞3WAY580
久しぶりのリリアン穂先、最近使っているのは先端金属の竿ばかりだったのでアタリの感度を心配していたが微妙なアタリが手元まで伝わってくるので一安心。マルチレングスの接合部がゴムなので振り出しが固いように思われたが現場ではスムーズだった。擦れ、経年変化でゴムの部分がどうなるのか不安な要素もある。やはりダイワのように竿の内径と外径の精度で接合を持たせるのが理想だと思う。
初日終盤、下栓が外れた。
新品なののどうして・・・・
帰って下栓を外して見てみると複雑な構造になっている。マルチレングス2本の竿の下小口をゴム2段で受けるようになっていた。
マルチレングスを縮めて使っていると竿の底にガタツキがあり、全部降り出した場合と比べて穂先の振れに違和感を感じることがあるので、結局マルチなのに一番長い状態だけで使うことが多い。マルチだから仕方ないと思っていた。 しかし、この複雑な下栓だとマルチの竿は上下で固定されているので、本来の穂先だけの振れにとどまっている。この拘りには敬意を称したい。
ひとつ欠点、下栓に水抜き穴が開いていない。水抜き穴が開いていないと竿の中に水が入っても抜けないから固着の原因になりかねない。でっ下栓に2.5㎜の穴を開けてみた。下栓に厚みがあるので効果の程はわからないがしばらく様子見です。
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