渓流釣り遡行記2016
吉野川水系 2016/7/24 晴れ
吉野川水系 2016/7/24 晴れ
1日フルで遊べる時間がなかったので小支流に入ることにした。
小支流の魅力は渓幅が狭いから高巻きしなくても渓通しで遡行できる。滝を登ったり、腰まで水に浸かったり、淵に飛び込んだり、釣るだけじゃなくて楽しい渓遊びを満喫しました。
車止めに着くとテジロが数匹寄って来た。
ブンブンとうるさいので身体にハッカ油をスプレーすると遠巻きになり渓に入ると居なくなりました。今年もこの先1ヶ月、テジロの襲撃に苦労しそうです。コイツさえ居なければ夏の渓流は楽園なのに・・・・
最初は、こんなチビチャンしか釣れません。
苔の着いた岩、滝が連続すると思えば淵の連続、産卵を促すような砂地の川底、斜面は天然林、渓相は抜群にいいのに魚影が薄いのはどうしてか?
漸く6寸がポイント毎に釣れるようになったが長続きはしなかった。
桃源郷になるかも知れないと思い、崩れた岩が重なったゴロゴロ、ゴーロ帯を越える。造林小屋跡から、斜面の上に見えていた植林がなくなり自然林の渓に変わり渓が落ち着いたがアマゴの姿は見えなくなった。
アマゴを見なくなって、しばらく釣り上がったけど全然アタリなし・・・・納竿、まだまだ、水量があって、アマゴが棲めそうな場所もあるんだけどねぇ
帰り道、昔最終集落に住んでいたという爺さんにあった。「釣れた?」聞かれたが「魚影が薄かった」と答えた。集落に棲んで居た頃は山仕事がてら水量がなくなる場所まで釣ったアマゴを持ち上げていたそうだ。
源流で楽しい釣りができるのは地元の方々のおかげだと改めて思う。
住む人が少なくなったのと高齢化、今後、漁協の手の届かない源流はどうなっていくのだろうか?少しずつ源流にアマゴを上げていくしかないと思う。
当日データ
釣果:9尾 最大19cm キープなし
遡行距離6.0km 標高差280m
釣果:9尾 最大19cm キープなし
遡行距離6.0km 標高差280m
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