GWの渓流釣り

渓流釣り遡行記2016
吉野川水系  2016/5/8 晴れ
黄金週間最終日、どの渓に入ろうかと源流テンカラ師と相談していた。どの渓も、釣り人が日替わりで攻めているだろうし・・・・ ああでもない、こうでもないと思案していると一つの渓名が思い浮かんだ。 有名筋でもないし、比較的入渓しづらい・・途中から入られる心配も無いし、水線が切れても長い。
久々の新規開拓 「よし、この渓しかない」
2時起き、3時出発、5時過ぎに車止め着くと1台の車が止まっていた。相棒が話を聞くと昨日から夜討ち、目的の渓を釣り上がるらしい・・・・起こしてしまいスミマセン
「エェー・ウソヤロ」 流石にGWだ。 しばらく思考回路が停止した。
当確上にあった渓だったので次の候補を用意していない。
車を走らせながら渓変わりの渓を思い浮かべるが選択肢はそう多く残されていない。 こうなったら有名筋、魚影の濃さに期待するしかない。渓に入ると砂地に沢山の足跡、飛びっ切り新しいのは昨日ぐらいか?
久々に入る渓、新緑の眩しさなのか明るく幅広の渓、前に来た時と印象が全く違う。入り口付近が釣れないのは想定内・・・・上流の二又以降に期待しましょう。

アマゴ7寸(21cm)
アタリが出るのは大きな淵、いくら釣り人が多いといっても攻めきれるものではない。アタリは単発でなかなか針掛かりしない。落ち込みの白泡の奥から引き出した。

アマゴ7寸(23cm)
落ち込み途中の竿が出しにくい場所に深みのある流れがあった。
こんな場所だと快いアタリが出て素直に針掛かりする。


 相棒のテンカラ師は先日の飲み会で銀チャンにもらった銀毛鉤を振る。
魚はムチャクチャ出るけど針掛かりが悪いと文句を言っていたが見事上顎に掛けた。「毛鉤を上向きで流すか下向きで流すのかは毛鉤を巻く時に決まる」
なんて二人で話していたけど、酔っ払いには難しくて理解したふりをしていたが、なるほど上を向いていた方が魚は喰いやすい。こういうこなんだとやっと理解できた。テンカラって奥が深いなぁ。

アマゴ7寸(22cm)
二又の左支流の入り口で7寸を掛ける。さぁここからだと期待をしたが、しばらく進むと深みがなくなり納竿
メインの期待は本筋の右支流だったが植林の間伐が渓に流れ込んで、淵は埋まっているし歩き辛い。いくら釣れたとしてもこんに荒れた渓は嫌だ。これ以上源流を詰める価値無しと判断して納竿

イワナ9寸(27.5cm)
小さな支流に入る。この渓はイワナの渓、渓の入り口なのに既に水量が少ない。仕掛けの準備をしていると、水面を飛ぶ羽根虫に向かってライズをした。
餌をいれると一発で喰らいついた。口と目がデカイ透明感があるイワナでした。


入り口より上流は餌に対して反応が悪い。と言うか、餌を見ると岩陰に隠れてしまうので相棒のテンカラに任せる。毛鉤は何の疑いもなく喰ってくる。
三又で水量がなくなり納竿。
水量があれば面白いかも知れないが、遡行距離は短くあっという間に終わってしまう。一雨降って、GWで賑わった釣り人の気配をリセットして欲しいところです。
釣果:11尾 最大27.5cm(イワナ) キープなし 
遡行距離10.0km 標高差300m

YouTube動画四国の渓流釣り GWの渓流釣り
アップロード:2016/5/10


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