達成感が残る渓

渓流釣り遡行記2016
東予水系  2016/3/13 雨
車道は荒れていた。
道に溢れた水流で轍が深くなり車が通行出来ず広くなった場所までバックして止めて、いつもの車止めまで少し歩くことになった。
渓への下降ルートは2本ある。
一つは支流沿いを巻き込んで尾根を巻き連爆の上に出るルート・ もう一つは、植林の尾根を大下降して連爆の下に出るルート
前回痛めた足、まだ膝裏に少々痛みが残る・・・・連爆を釣りながら高巻くのはキツイだろうと思ったが、車道がこれほど荒れているのだから支流沿いの林道はザレているかも知れない。タダでさえ支流の高い場所を通る細く危なっかしい林道なので安全策をとって植林の尾根を下ることにした。

今日の相棒はチャッピーさん
過去の遡行記で『雨男』として散々書いてきたが、俺とコンビを組むと雨を降らすことがだんだんわかってきて共同責任のようだ。今日はこの二人がコンビを組んでいるにしては珍しく朝から良い天気、夕方から雨が降るそうだがこれは天気予報の範疇、『雨男』が本領を発揮するのは晴れの予報をなんの前触れもなく覆し雨や雪にすることを言うのだ。渇水時期になればこの二人でコンビを組んで雨乞踊りをすることにしましょう。

連爆を釣り上がる。予想に反して魚影が薄くアマゴが小さい。
どうしたことか???


アマゴ9寸(29cm)
本筋の流れと奥の流れがぶつかる場所でアタリが出た。
アマゴ9寸(27.5cm)
落ち込みの泡の中から流すとアタリが出た。セッパリでカッコイイ
アマゴ9寸(28.5cm)
チャッピーさんが掛けた9寸、アマゴの放流シーンを撮影するために借りています。

本命の場所からアマゴが出てくれない。
俺の餌は太虫なので6寸以下だと餌の先だけ咥えてよく落ちて木に引っかかる。

この滝の上でヘツリができず大高巻きになる。獣道のような林道があったので助かった。反対から巻いたチャッピーさんも苦労しているようだ。


アマゴ9寸(28.5cm)
チャッピーさんが大物を痛恨の針外れ、物欲しそうな顔をしていると「やってみます」・・・・それでは白泡の中に仕掛けを入れると喰ってきました。たぶんコイツだろう。
コイツもセッパリでカッコイイ♂

今シーズン10尾目の9寸、9寸が釣れるのに尺が出ない・・・・
まぁ、そのうち何とかなるでしょう。


源流部はゴルジェの怖い渓
チャッピーさんが右から滝の側面を巻いています。

納竿前に8寸を掛ける。
浮いていたのを見て仕掛けを入れると巣穴に引き込まれた。

登りの林道で足にきたが、スローペースでなんとか車止めまでもった。
体力も脚力もギリギリ、今シーズン初の遡行距離10km越と標高差500m越 達成感が残る渓でした。渓の迫力とアマゴの美しさも最高だった。

釣果:25尾 最大29.0cm キープなし 遡行距離11.9km 標高差570m

YouTube動画 四国の渓流釣り 達成感が残る渓
アップロード:2016/3/15

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