スマホの修理

最近、身の回りの物が壊れて困っている。

何にもしてないのにスマホのボリューム表示が現れて音量がマックスになる現象、さほど支障がないので２、3日放置していたが現象は治まらず頻度が増してきた。ソフトバグ？なんて思いながらスマホ全体をじっくり眺めていたらカメラの保護パネルが曇っていた。

「水没したかも・・・・」

覚えはある、釣りの最中にスマホをベストに入れたまま水に浸かった。時間にして数秒なのだがベストの中は濡れたままだったので水没が継続した状態に近い。一応納得してみるもののIPX5（お風呂対応）を謳う防水仕様なのに簡単に浸水するのは如何なものか。

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背面パネルの接合部に爪を掛けると少し隙間が開いたよな気がした。このまま放置して壊れるのなら背面パネルを開けて中の状態を確かめてみようと思った。都合のいいことにキーボードの修理をしようとしたので分解ツールはいろいろ揃っている。

背面パネルは分解ピックを滑らすだけで簡単に開くことが出来た。防水パッキンが入っているのかと思っていたら、両面テープで貼り付けているだけだった。構造的に傾斜を付け水が入りにくいようにはなっていたが両面テープは常に剥がれる方向に力が掛かるので経年変化で接着力が弱くなれば初期段階の防水性能を保つのは無理がある。

水の浸入は大した量ではなかった。ボリュームスイッチまで分解すれば他の部分を壊したり元に戻らない可能性もあるので水分を拭き取りドライヤーで乾かしたらボリュームスイッチが勝手に入り音量表示が出る現象はなくなった。カメラは背面パネルの保護カバーに水滴が付いているだけだったので性能に影響はなさそうだ。

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元々の両面テープは剥がしてしまった後なので幅が分からない。アマゾンで調べてみたがいろいろな幅のサイズがあって余計に分からなくなった。メジャーを当て目検討で2㎜に決定

25ｍが2本、スマホ修理業でも営まない限り無くならない長さしかなかった。

貼り付け面を無水アルコールで拭き取ってから貼り付ける。直線の貼り付けは特に問題ないが角のR部分がどうやってもテープが重なってしまうので防水性能への影響が気になるとことだが逆に隙間が空くのは絶対にダメだから素人が精一杯のところで妥協した。

裏パネルを接着して1週間くらい経つが今のところ問題なしです。