山桜を見るのは楽じゃない

四国渓師ブログ
四国渓師ブログ  2020/4/2 

山桜が里山に咲きはじめ、落葉樹が多く閑散とした山の斜面が一気に春めいて来た。花が豪華なソメイヨシノもいいが山全体を淡いパッチワークで彩る山桜は最高だ。

山桜は遠くから見るのが一番なんだけど花が密集する中で見てみたいと思い山桜が多く咲いている山を登りはじめた。幅広い山道を歩き始めたが直ぐに行き止まり、小尾根に取り付き支尾根と合流すると尾根道があった。

尾根道にチラホラと桜の花びら落ちていると思ったら尾根の両脇は山桜に囲まれていたが灌木に遮られ上手く写真撮影ができない。たぶんこんなことになるだろうと想像はしていたが現実になるとチョット淋しい。おまけに細かい俄雨が降り出してきた。

ソロソロ下ろうか?

チョットした隙間があれば・・・・と撤退の踏ん切りがつかない。

れ登れど灌木の密集は増すばかり

でっこんな写真を撮ったり・・・・

これくらいで満足しようかな・・・・チョットねゴチャゴチャしすぎやわ。

結構登ってきたので支尾根を下るより稜線にある電力鉄塔点検道を使った方が楽そうだ。

支尾根と支尾根が合わさり谷との高低差が20m程あって谷筋が見通せる場所、谷の両斜面の山桜が重なり合ったビューポイント・・・・とりあえず満足ですわ。

滑り落ちそうな崖の上なんで花見で一杯はできそうもないのが難点やね。

さて、稜線からの見下ろしはどうか?

全然、眺望がなかったけど赤いツツジが綺麗だった。

電力道なんで何にも心配してなかったけど、標高差100mばかりメチャクチャな急斜面を下るハメになった。たぶん分岐した遠回りの道が正解のようだ。こんなことになるなら山釣り仕様の足回りにしてくれば良かったと反省したが、まっどんなに急斜面でも道があればなんとかなる山釣り野郎。

やっとこさでたどり着いた山道脇には蕗の薹がすっかり蕗に姿を変えていた。


 

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