2019-04-05

源流釣り入門

源流アマゴの魅力

四国の渓流はアマゴ域、最源流の魚止めには岩魚ではなく源流アマゴが棲む。個人放流で放された岩魚の渓であっても最源流にはアマゴが居ることもある。源流アマゴは厳しい源流の環境によって容姿を変える多様性のある魚、自然界で逞しい生命感に溢れる姿を見せ...
源流釣り入門

源流釣りと焚き火

焚き火があるだけで心強い。 漆黒の闇に向かう山奥深い源流で奇妙な動物の鳴き声・・・・風が吹き揺れる樹々のざわつきや何かが動いたような気配があっても怖くない。物の怪の存在なんて信じていないが、焚き火の傍にいる限り襲ってこないだろうと高をくくる...
源流釣り入門

滝がある風景

源流を釣り上がっていると多くの滝に出合う。 滝の魅力に取り憑かれた。 直瀑は迫力に圧倒され、斜滝は美しさに目を奪われる。そして滑滝は優しさに気分が落ち着く、滝壺には大物が棲み、苦労して高巻けば桃源郷が待っているかも知れない。 そして、渓師は...
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源流釣り入門

源流の風景

早期の源流は広葉樹の落葉で明るく空けている。標高の高い場所でも陽が当たる向きによっては雪が少ない渓がある。殺風景な世界だが少しずつ春に向かう源流の様子が覗える。竿を思いっきり振ることができる快さがいい 盛期の源流は木々が枝を広げた葉に覆われ...
源流釣り入門

渓泊まりを考える

長年念願だった渓泊まりに行ってきた。 初めての渓泊まり (2017/5/20) 遡行記にも書いたが四国はコンパクトで急峻な渓が多い。俺の釣りは魚止めを目指した源流釣り、車止めから山道を歩き、釣り始めは源流域、渓魚が居なくなる場所まで釣り上が...
源流釣り入門

新開拓は楽しい

釣りのことだけを考えるなら通い慣れた渓の方がいい。時期や天候の多少の差があったとしてもルートを知っていれば迷うことはない。帰り道がハッキリしているなら長く時間釣れるし、ポイントは把握しているから釣果も上がる。 しかし、通い慣れた渓は物足りな...
源流釣り入門

稜線から見た源流

ここ数年、渓流釣りのオフシーズンはオフトレと称して四国の山歩きをしている。頂上からの眺望や長い道のりをピークまで辿り着いた達成感もさることなながら源流通いの脚力維持と稜線から源流を見ることを主たる目的にしている。 稜線から源流を見ると主尾根...
源流釣り入門

源流の魅力

車止めから1時間なんてのはザラ、中には3時間以上歩いてから釣りはじめることもある。苦行のような遠く厳しい道のりを辿る。漸く釣りはじめても滝や大淵、ザレ場や大岩が障害物となって行く手を阻む、そのたびに高巻きやヘツリ・・・・源流釣りと云いながら...
源流釣り入門

源流釣りの魚止めについて

源流釣りの最終目的地は魚止めです。 もうこれ以上、この渓に渓魚は居ない場所まで釣り上がれば達成感に満ちて帰って来ることができます。逆にあと少しで魚止めなのに時間切れで届かないときは後ろ髪を引かれながら肩を落として帰ってくることになります。魚...
源流釣り入門

原生林の源流釣り総括(2014)

仁淀川水系  2014/6/23 晴れ きっかけは小田深山の釣り旅だった。 斜面一面に生えた下草、大岩に貼り付いた苔、ブナの若葉から日が差し込んで明るい緑の世界が広がり大岩の間を透明な水が流れ落ちる。そんな光景の中で渓魚と戯れ釣りが出来る喜...