四国の渓流釣り 尺伝説
    
 泣き尺を釣った後の尺上

四国の渓流釣り


尺伝説(大物記録) 2025/4/6  晴れ   四国の渓流釣りモバイルモバイルサイトはこちら
大滝の滝淵から続いている深渕、渕の上は大岩が積み重なり大滝から落ちてきたアマゴは大滝に戻れない。淵の下は浅い流れが続いた後に水が伏流してなくなってしまう。
何故か大物が居付く深渕、過去に尺上の実績もある。
 
泣き尺が釣れた。
嬉しいような・・・・残念のような・・・・密かに尺上を期待していたから、やはり残念と云う気持ちが強いな。
それ程大きくない淵なので次の期待がないままに、まだやっていない白泡の奥に仕掛けを入れた。
今回は、いきなり大きなアタリの向こう合わせだった。
竿を立てようとしたが淵底から動かない・・・・ジワリジワリとテンションを強めていったら奥の狭い隙間に引っ張り込もうとするが胴の乗った新竿がアマゴの動きを食い止めてくれた。
しばらくアマゴと竿の弾力の均衡状態・・・・少し底から浮いた感覚がして淵の流れに乗った。
下の浅瀬に誘導したが、例によって玉網が開かない・・・・グズグズしている間に流れの速い下段に落ちたが竿のテンションで側面に押しつけると石の間に入りアマゴの動きが止まった。
最後はハリスを持って玉網の中に入れた・・・・チョッと格好悪い取り込み方
さっきの泣き尺よりも、デカくて強い引きだったので尺上は確定
大物が居付く淵だが、泣き尺に続いて尺上が釣れるとは想定外だった。

今シーズン3尾目の尺上、この好調さがしばらく続いてほしいな。

大滝の滝淵から続く深渕
白泡の下で待っていれば上から落ちてくる餌を簡単に捕食できる好条件が、大物に育つ要因になっているのだろう。
今年の尺上は雌しか釣れないはどうしてなのか?
雌に好かれること自体は悪い気はしないのだけど、次は鼻曲がり、顎曲がりのカッコイイ雄に逢いたいな。
 
 泣き尺と尺上

釣行データ
 アマゴ 30.5cm ♀
 攻隼55S硬調ZA  仕掛け寸法:3.5m  ハリス:0.6号  餌:キジ餌
渓流釣り遡行記⇒『新竿のテスト釣行


 尺伝説 バックナンバー

解禁日の尺
30.1cm ♀  25/2/1 吉野川水系
いい確率で9寸が釣れる淵はアタリがなかった。
次にワンチャンスがあるこの渓最大の大淵
最大のポイントは手前の張り出した岩下にあるエグレ、その前に落ち込みから続いている本筋の底を流した。

雪渓淵の尺上
31.2cm ♂  23/3/4 吉野川水系
四国で唯一、雪渓を見たことのある淵
急斜面の崖から崩れ落ちた雪が淵を覆い人が乗っても大丈夫な程の厚みがあった。遠目からだと淵は雪渓に覆われているように見えたが近づくと淵の際で雪は止まっていたので竿を出すことができる。

デカ顔の尺上
30.3cm ♂  23/2/27 吉野川水系
淵の真ん中で5寸を掛けた。
過去に大物が出たポイントなのにサイズダウンが止まらない。次に落ち込み際と沈み石の間に餌を沈めたがアタリがない・・・・次のポイントに移る前、セオリー的に縦引きの誘いを掛けてみる。ふわっと浮き上がる餌を追いかけてきたのか白泡の中に現れた大きな魚影を見逃さなかった。

最高所尺上の記録更新
34.5cm ♂  22/6/23 吉野川水系
二又から可なり登って来た。
ポイントは少ないけど深みさえあれば、まだアマゴが居る。落ち込みの下にタライよりチョット大きいぐらいの水溜まりに仕掛けを入れた。小さなアタリがありチョコンと合わせて竿を立てたが竿は曲がったまま微動だにしない。

最源流の尺1寸
34.0cm ♀  22/3/17 吉野川水系
いつもは渕尻に溜まった流木や上から垂れ下がる枝で竿が出しにくい淵なんだが完全オープンになっていた。こう空けているとアマゴからコチラが丸見えになり返って釣りにくい・・・・少し距離を取った岩陰に隠れて竿を出した。淵底でキラッと光ったような気がした、探りを入れたら竿先に重みを感じので合わせ直した

解禁日の尺1寸
34.0cm ♂  22/2/1 吉野川水系
解禁日の釣りも終盤に差し掛かっているのにマックス7寸に終わってしまうのが濃厚になってきた。青信号のジンクスは何処に行ってしまったのか?「1頭目1尾に使い果たしてしまったようだ」と諦めムードになリながらこの渓最大の淵に差し掛かる。ここは7寸までの実績しかないので魚止の淵をどう攻めようか?と考えだした。

久々の尺上2本
31.0cm ♂
32.0cm ♀
 21/7/24 四国の川
ダラダラ緩い滝下のなんてことない小淵、以外に大物が潜んでいることがある。淵の真ん中に仕掛けを入れると水面が波立った。
「喰ったか?」竿先に重みが伝わってこない・・・・何時合わせを入れようかと思っている間に波立ちは終わった。

標高が高い最源流の尺上
32.0cm ♀  21/6/2 吉野川水系
タタミ3、4畳程の小さな淵、勢いがある落ち込みからの水流で淵の半分は白泡に埋まっていた。落ち込み間際に仕掛けを落とすと仕掛けは中央で止まりモゾモゾしたアタリが手元に伝わので身構えていたらもの凄い勢いで下流に走る向こう合わせだった。

尺滝の尺1寸
33.0cm ♀  21/4/15 東予水系
25m位の滝
かなり前尺を釣ったことがあって滝に敬意を込め『尺滝』と呼んでいる。いつも大物への期待持ちながら滝淵に立っているが20年近く大物に出逢えていない。

出そうな雰囲気がした尺
30.5cm ♀  20/08/05
尺が出る時って突然のことが多いのだがここまで27・28・29cmと9寸が3尾・・・・アマゴの活性も上がってきたし魚止までには尺が出そうな雰囲気を感じはじめていた。まぁ、そんな雰囲気はあったとしてもそのまま終了してしまうパターンが常なんだけどね。

魚止めの主
34.5cm ♀  20/03/25
車止めまで2時間くらいか?
右足に不安を抱えているので余裕を持って帰還するには3時納竿と決めていた。連瀑に竿を出したときから分かっていたことだがまたしても魚止に届かなかった。帰り支度を整え急な斜面を山道まで這い上がり一息入れた。

目印に食らい付いた尺アマゴ
31.5cm ♀  20/02/23
春先、アマゴが目印に飛びついてアタックしてくることがよくある。
そこで思いついたのが目印の下に小さな針を仕込むという邪道な発想だった。その仕掛けで何尾か釣ったことがあるけど合わせたときに仕掛けが絡む確率が高くなったり移動中に枝を引っかけたりで使っていたのは短い期間で自然消滅することになった。

令和初尺
30.5cm ♀  20/02/15
先この渓の魅力は何と言っても渓谷美だ。
両岸が狭まった一枚岩の地形に滝と淵の組合せ、遡行は簡単ではないが無事通過できたことへの満足感と自信が得られる。そんな核心部をやり過ごし渓の傾斜が落ち着きだした先に『3段淵』と呼んでいる美しい場所がある・・・・

50尾目の尺アマゴ
32.5cm ♀  19/04/17
先50cmにも満たない落ち込みから続くタタミ3畳ほどの浅淵、手前の大石にエグレはあるが大して気に留めてもいなかった。白泡の中に仕掛けを入れ流れに任す、流れは仕掛けを奥岸に押し付けてチョットイメージが違う・・・・

尺岩魚3本
32.5cm
30.5cm,30.5cm
 19/04/07 吉野川水系
先ずは淵の真ん中に仕掛けを入れてアタリを待つのが俺流の釣り方、水辺から距離を置いて渕尻の魚に要らぬ警戒心を与えないようにするためだ。喰い気がある魚なら淵の何処にいてもここで食ってくる。さっきの泣き尺もそうだが淵の真ん中では食ってこなかった。・・・・