四国の渓流釣り 源流釣り入門
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四国の渓流釣り |
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源流釣りを楽しむために担ぐザックの中身 源流釣りにのめり込んで行けば源流アマゴが棲む世界の美しさに魅了されるようになり、源流丸ごと楽しむにはどうすればいいのか考えていたらザックの中身が重くなっていた。しかし、釣りに集中したいならザックの中身は軽い方が遡行が楽だし安全性も高いので軽量化は務めている。 |
レインウェア 自由な身の上になってから基本雨の日は釣りに行かない。 しかし、山の天気は不安定で予報通りの天気になることは少ないので雨具の準備を怠ってはならない。ゴア最強と思っていた時代もあったがミズノ ベルグテックEXは防水や透湿性能が変わらないのにコストパフォーマンスに優れた素材のひとつで軽いのが特徴。 雨具だけでは雨の侵入は防ぎきれない。 アウターの下に雨具を着るのが俺の流儀、雨の侵入はアウターから浸み込むだけなので快適性が維持できる。 |
コンロセット 早期の渓飯は暖かいカップ麺がいい。ガス缶が収納出来るのは当然だろうと思っていたがコイツはガス缶を収納すると蓋が収まらない失敗作なので蓋なしで担いでいる。 プリムスのコンロは20年近く使っているが何一つ不満はない。 |
エマージェンシー袋 カット版・絆創膏・痛み止め・血圧の薬etc 絆創膏は足にマメが出来た時に使う・・・・以外と上品で柔な足です。 今のところ血圧は良好なり アミノバイタルPRO 疲れて歩けなくなったとき10分で回復し1時間持続する。 口の悪い釣り仲間からドーピングなどと云われているがオリンピックサポート飲料なのだ。 サンプルカプセル ある大学からアマゴ遺伝釣査を依頼された。 メールが不審者扱いで通じなくなったけど、いつも持って行っているからご安心下さい。 SDカード カメラにSDカードが入ってないときの予備・・・・PCに読み込んでそのままってのが多い。 |
ヘッドランプ・懐中電灯 山で暗くなったら身動きができない。渓筋はもっと危険度が増す。 ある程度広く通り慣れた林道ならヘッドランプがあればなんとかなると納竿が遅れがち・・・・余裕を持っての早じまいが基本なのは分かっているが年に何回かお世話になってしまう。 モバイルバッテリ- スマホ地図を使い出して持ち歩いている。スマホのバッテリーが切れたことはないが保険のつもり・・・・結構重いのが難点なのを気づきはじめている。 カメラの予備バッテリー カメラの種類が増えると持ち歩く量と充電管理もややこしくなる。 |
カメラ・三脚・自撮り棒 メインカメラはオリンパスの防水カメラを常に首からぶら下げている。 滝のスローシャッタ用のカメラと三脚、これだけで1.5kgの重量・・・・折角背負っているのだから3つ以上の滝を撮影することをノルマにしているけどそれだけでは重量対効果が薄いので防水カメラでは撮れない滝以外の写真も視野に入れようと思っているがなかなかザックから取り出そうとしない。 自撮り棒は三脚の高さが足りない時や動画撮影のローアングル、ハイアングルに使う。 |
GoPro・OsmoPocket 動画撮影はGoProをメインとしているがOsmoPocketは面白い絵が撮れるので持って行くことにしているが最近は殆ど使っていない。 GoPro用のヘルメットマウント・・・・釣りをしながら動画撮影するために自作した。 OsmoPocket用のWiFiモジュラーと広角レンズ・・・・面白い絵を撮るにはこのセットが必要になる。 |
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動画撮影用の小物アクセサリーいろいろ |
ウエストベルトにワンタッチランディングネット 藪漕ぎ中に何度か落下紛失してこの形になった。間にピニオンリールを嚼ましているので取り込み時の自由度が損なわれることはない。 |
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ショルダーベルト 左のカラビナは平坦な林道になればヘルメットを吊します。 右はカメラチャプチャーのホルダー・・・・装着と設定変更が楽なのでヘルメットマウントとの使い分けを悩んでいる。素直にメインカメラのキャプチャーにしてもいいかな? |
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サイドポケット左 500mlのお茶と熊鈴・・・・四国にも熊がいる。獣臭い場所で吊るし普段はファスナー付きポケットに仕舞いサイレント化している。 |
源流釣り入門 バックナンバー |
源流釣り ザックの中身(日帰り) | |||||
源流釣りを楽しむために担ぐザックの中身 源流釣りにのめり込んで行けば源流アマゴが棲む世界の美しさに魅了されるようになり、源流丸ごと楽しむにはどうすればいいのか考えていたらザックの中身が重くなっていた。しかし、釣りに集中したいならザックの中身は軽い方が遡行が楽だし安全性も高いので軽量化は務めている。 |
魚止めの主を考える | |||||
源流釣りを長くやっているとタイムアウト寸前でバタバタ釣れはじめたり、釣れるサイズが大きくなったりすることがある。傾き掛けた西日と帰りの時間を相談しながらギリギリまで粘ったとしても魚信は無くならず後ろ髪を引かれる思いで渓を後にする。 何処までアマゴは棲んでいるのだろう? 家に帰ってもその思いは納まらない。 だったら、はじめから魚止めを目指そうというのが現在のスタイル。 |
源流アマゴの魅力 | |||||
四国の渓流はアマゴ域、最源流の魚止めには岩魚ではなく源流アマゴが棲む 源流アマゴは厳しい源流の環境によって容姿を変える多様性のある魚自然界で逞しい生命感に溢れる姿を見せてくれる。 源流アマゴの魅力に取り憑かれて長い歳月が流れた。魚体の姿・形・色使い、鰭の赤みを帯びた縁取り、特徴であるパーマーク、朱点の色と配置・・・・ |
源流釣りと焚き火 | |||||
焚き火があるだけで心強い。 漆黒の闇に向かう山奥深い源流で奇妙な動物の鳴き声・・・・ 風が吹き揺れる樹々のざわつきや何かが動いたような気配があっても怖くない。物の怪の存在なんて信じていないが、焚き火の傍にいる限り襲ってこないだろうと高をくくる。 |
滝がある風景 | |||||
源流を釣り上がっていると多くの滝に出合う。 滝の魅力に取り憑かれた。 直瀑は迫力に圧倒され、斜滝は美しさに目を奪われる。そして滑滝は優しさに気分が落ち着く 滝壺には大物が棲み、苦労して高巻けば桃源郷が待っているかも知れない。 そして、渓師は滝と対峙する。 |
源流の風景 | |||||
早期の源流は広葉樹の落葉で明るく空けている。 標高の高い場所でも陽が当たる向きによっては雪が少ない渓がある。殺風景な世界だが少しずつ春に向かう源流の様子が覗える。 竿を思いっきり振ることができる快さがいい・・・・ |
渓泊まりを考える | |||||
長年念願だった渓泊まりに行ってきた。 初めての渓泊まり 遡行記にも書いたが四国はコンパクトで急峻な渓が多い。 俺の釣りは魚止めを目指した源流釣り、車止めから山道を歩き、釣り始めは源流域、渓魚が居なくなる場所まで釣り上がる。 何度も大滝を高巻いたり、岩場をヘツったり、急斜面を這い上がったり、帰り道だって長くなる・・・・ |
新規開拓は楽しい | |||||
釣りのことだけを考えるなら通い慣れた渓の方がいい。時期や天候の多少の差があったとしてもルートを知っていれば迷うことはない。帰り道がハッキリしているなら長く時間釣れるし、ポイントは把握しているから釣果も上がる。 しかし、通い慣れた渓は物足りなさを感じることがある・・・・ |
稜線から見た源流 | |||||
ここ数年、渓流釣りのオフシーズンはオフトレと称して四国の山歩きをしている。 頂上からの眺望や長い道のりをピークまで辿り着いた達成感もさることなながら 源流通いの脚力維持と稜線から源流を見ることを主たる目的にしている。 |
源流の魅力 | |||||
車止めから1時間なんてのはザラ、中には3時間以上歩いてから釣りはじめることもある。 苦行のような遠く厳しい道のりを辿る。 漸く釣りはじめても滝や大淵、ザレ場や大岩が障害物となって行く手を阻む、 そのたびに高巻きやヘツリ・・・・ 源流釣りと云いながら釣りをしている時間は大したことはない なぜ、そんなにしてまで源流を目指すのか? 源流の魅力について考えてみた。 |
源流釣りの魚止めについて | |||||
源流の魚止めというロマンに満ちた場所 では、どんな場所で魚止めになるのか? 考えてみました。 |
原生林の源流釣り総括(2014) | |||||
2014年に遡行した原生林の源流釣りを総括しました。 四国を代表する原生林の源流 仁淀川源流・那賀川源流・吉野川源流・物部川源流 太古から続く大自然の営みの中で源流釣りが出来る喜びを感じながらの遡行でした。 |
源流釣りへのアプローチ | |||||
源流は、携帯の電波が届かないと思っていいでしょう。 勿論コンビニはありません。人に逢うことはまれです。 自力で源流を辿り、自力で帰ってくるのが基本になります。 源流は怖く、源流釣りは厳しいものと思われがちですが しっかり計画を立て、手順を踏めば憧れの源流に立つことが出来るようになります。 |
源流という場所 | |||||
源流とはどんな場所なのか? 考えてみました。 落ち葉の堆積や張り廻らされた根で柔らかくフカフカの地面、見たこともない直瀑や限りなく透明な大淵、春真っ盛りの頃なら芽吹きはじめた新芽の眩しさと彩りを添える花々、数百年も前からそこに立っている巨木の力強さ、水の流れに竿を出せば・・・・ |