源流釣り ザックの中身(日帰り)

源流釣り入門
源流釣り入門   2021/1/3
源流釣りを楽しむために担ぐザックの中身

源流釣りにのめり込んで行けば源流アマゴが棲む世界の美しさに魅了されるようになり、源流丸ごと楽しむにはどうすればいいのか考えていたらザックの中身が重くなっていた。しかし、釣りに集中したいならザックの中身は軽い方が遡行が楽だし安全性も高いので軽量化は務めている。


 

レインウェア

自由な身の上になってから基本雨の日は釣りに行かない。
しかし、山の天気は不安定で予報通りの天気になることは少ないので雨具の準備を怠ってはならない。ゴア最強と思っていた時代もあったがミズノ ベルグテックEXは防水や透湿性能が変わらないのにコストパフォーマンスに優れた素材のひとつで軽いのが特徴。
雨具だけでは雨の侵入は防ぎきれない。
アウターの下に雨具を着るのが俺の流儀、雨の侵入はアウターから浸み込むだけなので快適性が維持できる。

コンロセット

早期の渓飯は暖かいカップ麺がいい。ガス缶が収納出来るのは当然だろうと思っていたがコイツはガス缶を収納すると蓋が収まらない失敗作なので蓋なしで担いでいる。
プリムスのコンロは20年近く使っているが何一つ不満はない。

エマージェンシー袋

カット版・絆創膏・痛み止め・血圧の薬etc
  絆創膏は足にマメが出来た時に使う・・・・以外と上品で柔な足です。
  今のところ血圧は良好なり
アミノバイタルPRO
  疲れて歩けなくなったとき10分で回復し1時間持続する。
  口の悪い釣り仲間からドーピングなどと云われているがオリンピックサポート飲料なのだ。
サンプルカプセル
  ある大学からアマゴ遺伝釣査を依頼された。
  メールが不審者扱いで通じなくなったけど、いつも持って行っているからご安心下さい。
SDカード
  カメラにSDカードが入ってないときの予備・・・・PCに読み込んでそのままってのが多い。

ヘッドランプ・懐中電灯

山で暗くなったら身動きができない。渓筋はもっと危険度が増す。
ある程度広く通り慣れた林道ならヘッドランプがあればなんとかなると納竿が遅れがち・・・・余裕を持っての早じまいが基本なのは分かっているが年に何回かお世話になってしまう。

モバイルバッテリ-
スマホ地図を使い出して持ち歩いている。スマホのバッテリーが切れたことはないが保険のつもり・・・・結構重いのが難点なのを気づきはじめている。

カメラの予備バッテリー
カメラの種類が増えると持ち歩く量と充電管理もややこしくなる。

カメラ・三脚・自撮り棒

メインカメラはオリンパスの防水カメラを常に首からぶら下げている。
滝のスローシャッタ用のカメラと三脚、これだけで1.5kgの重量・・・・折角背負っているのだから3つ以上の滝を撮影することをノルマにしているけどそれだけでは重量対効果が薄いので防水カメラでは撮れない滝以外の写真も視野に入れようと思っているがなかなかザックから取り出そうとしない。
自撮り棒は三脚の高さが足りない時や動画撮影のローアングル、ハイアングルに使う。


GoPro・OsmoPocket
動画撮影はGoProをメインとしているがOsmoPocketは面白い絵が撮れるので持って行くことにしているが最近は殆ど使っていない。
GoPro用のヘルメットマウント・・・・釣りをしながら動画撮影するために自作した。
OsmoPocket用のWiFiモジュラーと広角レンズ・・・・面白い絵を撮るにはこのセットが必要になる。
動画撮影用の小物アクセサリーいろいろ

ウエストベルトにワンタッチランディングネット

藪漕ぎ中に何度か落下紛失してこの形になった。間にピニオンリールを嚼ましているので取り込み時の自由度が損なわれることはない。
ショルダーベルト

左のカラビナは平坦な林道になればヘルメットを吊します。
右はカメラチャプチャーのホルダー・・・・装着と設定変更が楽なのでヘルメットマウントとの使い分けを悩んでいる。素直にメインカメラのキャプチャーにしてもいいかな?
サイドポケット右

ザイル代わりのテープ8m、昔は20mのザイルを担いでいた時期もあったが2つ折りで4m以上の危険な下降はしないと決めた。
ファスナー付きのポケットには大物が釣れたときの検寸定規
サイドポケット左

500mlのお茶と熊鈴・・・・四国にも熊がいる。獣臭い場所で吊るし普段はファスナー付きポケットに仕舞いサイレント化している。

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コメント

  1. おじゃまる より:

    明けましておめでとうございます。
    色々な物が入っているんですね。サンプルカプセルは驚きました。ひょっとして 宮崎大学農学部海洋生物環境学科 でしょうか。愛媛県のとある川で釣れたイワナがどう見ても オショロコマ に見えてしまうほど不思議で、放流されたものと言われているシコクイワナについて調べてみようと、ネットやシコクイワナという題名の本も読んでみたのですがわからずじまいです。このブログで見つけたあの本はおもしろかったです。平家の落人たちが安徳帝を守るために住み着いた国の真ん中の山。餓死しても乱獲をせず守り切った魚がイワナだったのかどうかはわかりませんが、最後はダムができてブラックバスにより滅ぼされてしまったという終わり方だったのですが、ブラックバスも人間もひとによっては同じかとも思えました。現在アマゾンでも途方もない金額ですが、読む価値がある本だと思いました。あとリュックの中古を購入するときの注意点ですが、見た目はもちろんですが、うるしやはぜの油がついていたり、毛虫のとげが残っている物もあると聞いています。現行のモデルを安値で手放す理由の一つだそうです。

    • tanisi tanisi より:

      おじゃまるさん
      明けましておめでとうございます。
      シコクイワナ 衰退する平家とシコクイワナを重ね合わせる設定は見事だったかも知れませんが幻の岩魚が潜んでいる場所があのダムの上流なのは卑怯やな(笑)
      DNA調査によって従来の定説が希薄になっているようです。だとしたら調査して欲しいイワナが幾つかあります。ただ、その渓が世間に知られてしまえば本当に絶滅する可能性があるので躊躇しています。

  2. おじゃまる より:

    あの本からはかなり得られる情報もあったのですが、私が購入した価格が1200円だったのですが、2000円ぐらいまででしたら売れると思うのですが。結末の川がダムの上というのは夢がない。(笑)しかしながら四国に住んでいた原種といわれるアマゴや夢のイワナが現在私が行っているような釣り人が行けないような上流域だけではないことをきずかせてくれました。事実私が釣っておかしいと思ったイワナは、上流に牧場があり少なからずとも釣ったイワナを食べようとも思いませんし、汗だくの顔をその水で洗うのもいや。その水でコーヒーやマルタイの棒ラーメンなんてとても考えられない川です。こういった釣り人が釣った魚を食べたくない川でしたら原種と言われる魚も残っているかもしれません。この文章でその川が分かる方もおられるかも。今年機会があれば釣ったイワナを送ってみようかなんて考えています。

    • tanisi tanisi より:

      DNA調査で分類しようとしているイワナは地球の地殻変動で陸封されることにより独自の生態系に適応しているイワナだと理解しています。四国の在来イワナが注目されるのは、アマゴ域と定義され近年までイワナの放流が少なく無秩序な交配がない可能性と学者さんにとって定説の打破だと思います。

  3. おじゃまる より:

    東京大学の先生が四国にイワナはいないと発表されたのが1961年62年とありますが、この当時DNA鑑定などの科学調査を行う設備はなかったと思われます。この時代にどのような方法で調べたのかが問題となります。全河川釣りながら調べるとかはありえないでしょうしどのようにしてたのか疑問に思うところです。何十年とイワナは放流されていなくとも、危険を冒して源頭まで行かなくても小田深山のように林道沿いを流れる川でも繁殖していれば釣れます。本土も同じで標高500m以下の放流していない河川でも地元の子供たちでも普通に釣れるところは釣れますので、シコクイワナのような幻を追いかけるロマンはみじんもありません。実際にイワナが四国にもいて食の文化があればなにかしら残っていると思うのですが、聞いたことが御座いません。イワナの骨酒やにぎり寿司。炭が売れていたころには川沿いに炭焼き小屋なる小屋があり、そこで天井にイワナをつるし燻製のようなものにして食べていた。私が本土に住んで釣りを楽しんでいた場所には過去の食文化が色濃く残っている場所でした。ツキノワグマも同じくクマ汁にクマ丼など食文化として残っておりますし、毛皮はカーペットのない時代に敷物にしていたのか、郷土料理を出す飯屋には多数残っておりました。四国の場合ネットで調べてもクマ肉の郷土料理など出てきませんし、高知県で土佐藩がクマの毛皮を輸出していたというホームページは御座いましたが写真などはありませんでした。愛媛県では1972年に最後の捕獲があったとありましたが、どこの市の村とかの情報や写真はいっさい御座いませんでした。私の母の実家が立岩地区でお爺さんは鉄砲撃ちもしておりましたが、クマの話はいっさい聞いたことが御座いません。なぜ剣山の近辺に数頭いるのか。最後の捕獲から50年ほどたてば♂♀残っていればなのですが、大繁殖していてもおかしくはないと思います。陸でつながっていますので、私が住んでいる地や釣り場である石槌山でも見かけてもおかしくはないのですが。本土の陸でつながっている場所でしたらたいてい山があればいますし生活の文化で残っているのですが、なぜ四国ではないのか不思議です。ねつぞうも可能な時代になってしまっていますが、こういったことをネタに職につきお金を稼ぎ生活しておられる方々もいる現在ですが、シコクイワナに関してはねつぞうではなく真実が知りたいと私は思っております。

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