大ボシ山 大ブナの紅葉見物

四国の山歩き
四国の山歩き     2021/10/29 晴れ
ブナの紅葉を見たいと思った。
時期的には終盤に差し掛かっている・・・・過去の写真をひっくり返したら標高1400mの大ボシ山辺りがジャストなのかも知れないと思った。まぁ、ブナの紅葉のいい時期は短いので実際にタイミングが合うかどうかは日頃の行い次第になってくるが大ボシ山の大ブナの群生に逢えるのかと思えば行く前から山行が楽しみで仕方ない。
Google Earthによる遡行図
遡行データ
日時:2021/10/29/ 8:20~16:20
 標高差:480m
 遡行距離:10.3km 
Start
 車道(950m) ⇒8:20
 上林道(1130m) ⇒9:00
 鉄塔巡視路 ⇒9:30
 26番鉄塔 ⇒11:15
 西大ボシ山(1429m) ⇒11:30
 大ボシ山(1431m) ⇒13:00
 車道 ⇒16:20
Goal
遡行地図
国土地理院web地図

YouTube動画

スポンサーリンク

 
前回下って来るときに見つけた植林伐採の木材搬出道から登ることにした。
上林道は荒れているのでなんちゃってSUVのハスラーには荷が重いので端から考えてず分岐を見送った。下の鉄塔巡視路を辿るより100m以上の標高を稼いでくれている。まだ10月ヤツが凶暴になっているから伐採されて日当たりがいいので草ボウボウなら止めようかと思っていたがそれなりの道になっていた。重い木材を積んだ車が走るために付けた道なので勾配が少なく蛇行しながら無駄にダラダラと登っていくことに不満を感じながらも歩きはじめの身体を慣らすにはこれくらいが丁度良い。
西隣には南大王川を挟み梶ヶ森が見えている。
陽が昇る前に梶ヶ森の山頂でタイムラプス撮影をしていた。川霧が南小川から湧き上がってくるイメージを描いていたが風が強かったのか?山から普通にに日が昇るだけだった。
 
上林道と交わった、鉄塔巡視路を使うより15分早かった。
標高1130m、紅く紅葉した木々が向かえてくれたが全体の色つき具合はもう少し先になのかも知れない。
盛上ったピークに立つ29番鉄塔を少し進んだ左脇から鉄塔巡視路に入る。
 
鉄塔巡視路に入ると大ブナが乱立するようになる。
前回はここのブナが黄金に輝いていた。少し黄色味が出てきたかなって感じ・・・・と言うことは山頂付近の大ブナの紅葉に期待が持てそうだ。
鉄塔巡視路は前回より荒れた感じがする。
このあたりが住友協電と四電の違いなのか?・・・・にしても大ブナが生息する山塊に山道を付いているのはありがたいことだ。
 
8番鉄塔付近の大ブナ
この辺りは常に日が差し込まない日陰になっているのか全ての石に苔が付き緑のコントラストが美しい
 
この急斜面を辿れば西大ボシ山の山頂に辿り着く
大ブナがいい具合に色づいているけど、ちょっと這い上がるには厳しそうなので諦めた。
 
27番鉄塔の緩い斜面から西大ボシ山の山頂を目指します。
シダと低木の間を倒木の枯れ枝を避けながらジグザグに登って行く
広々と空けた場所に立つブナ・・・・この感じが西大ボシ山らしくていい!!
 
西大ボシ山山頂(1429m)
山頂のブナは風当たりがきついのか紅葉のピークは過ぎているようだ。
 
 
南斜面に回り込んでみる。
西大ボシ山で逢いたかったのはこの風景だ。
尾根を下り隣の大ボシ山に向かう。
鉄塔巡視路に戻るより標高差の落ち込みが最低限で済み楽ができる。
 
 
尾根道があるような、ないような・・・・
尾根のピークを外さなければ大丈夫なんだけど障害物を避けて歩いていると尾根を外し、また復帰するといった具合・・・・コルを過ぎて左手に大ブナの群生が見えてきたら大ボシ山の山頂は近い。

大ボシ山山頂(1432m)
西大ボシ山と比べたら山頂は狭くて魅力に欠ける。

 
 
大ボシ山の魅力は南斜面を少し下ったコルだ。
力強く太い枝を広げた大ブナを身近に感じることができる素晴らしい場所だ。
紅葉のピークではなったが来てヨカッタ
一度歩いてみたいのが奥神賀山に続く稜線、きっと凄いブナに出逢えるだろうと思っている。俺の貧弱な足だと奥神賀山からになるだろうと思っているが去年は奥神賀様から先の笹が深かった。
 
 
帰り道、陽が西に傾いている方が紅葉は美しく見える。
車道間近、伐採道のススキの群生も輝いていた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました