ミラジーノ
ハスラー
9月9日発売のダイハツ キャスト(アクティバ)がハスラーと似ていると話題です。よく見るとミラジーノの後継機種のような気がします。3つあるスタイルの他の2つも スタイルはN-ONE・スポーツはアルトターボRSに似ています。3スタイルとも揃ってしまうと確信犯ですね。ミラジーノの後継基調を保ちながら、ライバル各車の特徴を意識させています。ダイハツデザインの高さと言えますが、逆に言えばオリジナルティが薄れることにならないか?丸みを帯びてスッキリ洗練されたデザインだと思います。(ハスラーより見た目はカッコイイ)
ハスラーとキャスト(アクティバ)を比較してみました。比べる基準は釣り車としてどうなのかです。 車種:ハスラー⇒X 4WDターボ アクティバ⇒Gターボ(SAⅡ)4WD
主要諸元
項目 | ハスラー | キャスト(アクティバ) |
全長 、全幅、全幅 | 3,395㎜×1,475㎜×1,665㎜ | 3,395㎜×1,475㎜×1,630㎜ |
室内寸法 長 幅 高 | 2,160㎜×1,295㎜×1,250㎜ | 2,005㎜×1,320㎜×1,245㎜ |
ホイルベース | 2,425㎜ | 2,455㎜ |
最低地上高 | 175㎜ | 175㎜ |
車両重量 | 870kg | 890kg |
エンジン | 水冷4サイクル直列3気筒 インタークーラーターボ 排気量 658cc | 水冷直列3気筒 インタークーラーターボ 排気量 658cc |
最大出力 | 47<64PS>/6,000rpm | 47<64PS>/6,400rpm |
最大トルク | 95<9.7kg・m>/3,000rpm | 92<9.4kg・m>/3,200rpm |
タイヤ | 165/60R15 77H | 165/60R15 77H |
最小回転半径 | 4.6m | 4.7m |
燃費 | 25.0km/l | 25.0km/l |
燃料タンク | 27l | 30l |
駆動 | フルタイム4WD | フルタイム4WD |
ベース車 | ワゴンR | ムーブ |
価格 | \1,664,280(ツートン) | \1,647,000 (ツートン \43,200高) |
基本スペック(主要諸元)
1.車体サイズは軽規格ですからほぼ同じ ハスラーが若干車高高
2.室内サイズはハスラー⇒3.497㎥ アクティバ⇒3,295㎥ ハスラーが約6%広い 角張ったデザインと丸みを帯びたデザインの違いでしょう。
3.ホールベースに30㎜差があります。単純に考えるとアクティバの方がロードノイズが少ない。この差が最小回転半径の差0.1mになっているのでしょう。
4.最低地上高は同じ SUVを謳うなら1㎜でも高くしたい筈・・・・なにか技術的にあるのでしょうか?
5.車体重量 アクティバが20kg重くなっています。カタログ燃費が同じとなれば、空力の差でしょうか。(燃費性能は単純に考えられないところがあります)ハスラーは空力云々という車ではありません。
6.エンジン性能 メーカー自主規制で最大出力は同じ 低域で最大トルクを発生するハスラーが優秀 山道の走りでは、3N・mと200rpmの差は小さくないような気がします。
7.タイヤサイズが同じ 同サイズのタイヤを履いている車種が希少で割高感があります。 タイヤの絶対数量が多くなるのは大歓迎です。
8.燃費は同じ ターボ車はほぼ同じです。NA車はハスラーがSエネチャージを追加した分アップしています。
9.燃料タンク アクティバが3リッター多い 実質燃費が20km/lとすれば60kmも余分に走れます。
10.価格 ツートンにするとアクティバが\25,920高になります。
ハスラー
アクティバ
釣り車装備
1.タイヤ空転制御
ハスラー⇒グリップコントロール アクティバ⇒グリップサポート
呼び名が違うだけで空転したタイヤにブレーキを掛けて駆動力が逃げるのを防ぐ機能
ハスラー「発進をサポートする」 アクティバ「発進・加速をサポートする」
この違いはなんでしょう? 因みにハスラーは発進後もサポートします。
2.急な坂道運転サポート
ハスラー⇒ヒルディセントコントロール
アクティバ⇒ダウンヒルアシストコントロール
ハスラー条件 SWオン+勾配検出+25km/h以下
⇒ 自動ブレーキで約7km/hに制御
アクティバ条件 SWオン+勾配検出?+40Km/h以下
⇒自動ブレーキで4~15km/hに制御
アクティバの場合ブレーキとアクセルで速度制御可能
確かに速度制御ができるのは便利です
(7km/hは遅すぎることがあります)
3.座席ヒータ
ハスラー⇒運転席(Jスタイルは+助手席)
アクティバ⇒メーカーオプション
4.座席アレンジ
ハスラー⇒後部座席2段折りでほぼフルフラット アクティバ⇒後部座席1段折り
釣り車は車中泊ができるフルフラットシートが必要です。
濡れたり汚れたりした荷物を気を使わずに収納できる樹脂製のシートは便利です。
5.ユーティリティナット
ハスラー⇒合計8箇所(リアサイドとリアバッグ) アクティバ⇒なし
ロットホルダーやリアテーブルの取付に必要です。
6.アクセサリー
アクティバには、ハスラーのような遊び心を刺激するアクセサリーがない。
まとめ
キャスト アクティバは、ダイハツのハスラー対抗車種です。。低地上高、4WD機能などの装備でハスラーに追従してSUV感を出しています。ただ、タイプの異なった3機種を同時に発売する制限から(スポーツは遅れているようです)一からSUV車を作りあげる開発になっていないところが残念です。どちらかと、いえばデザインでSUV風な感じですね。ハスラーはアクセサリーも含めた細かいところまで小型SUVのジャンルを確立しています
さて、釣り車としての比較するとフルフラットシート、ユーティリティナット、豊富なアクセサリーがあるハスラーの圧勝です。
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