吉野川水系 2023/6/16 晴れ
ここ何回かのハードな遡行で膝とアキレス腱を痛めた。
まだ、元気なつもりではいるが実力以上の疲労が重なれば何処かに負担が掛かる難しい年頃なんだと再認識した。少し歩けば足に痛みがある。湿布を貼りつつ静かに回復を待つことにしたのだが2週間連続で地域の草刈り・・・・足が痛くらいじゃ断る理由にならない・・・・みっちり2時間の草刈り作業が終わったら足の痛みは和らいだ。そして、1週間後のミッションをこなしたら全然良くなった。
なんだ身体を動かせばいいってことか。
これなら釣りにいけると思ったら台風接近で梅雨入りしてしまった。次の台風も梅雨前線を刺激してくず付いた天気ばかりで釣りに行くタイミングを失い停滞していました。
久しぶりの釣行になりました。
ここのところ大した雨は降っていないと思っていましたが降らなかった日が少ないのか積算量で渓の水量は増えていました。写真の滝は落ち込みの奥にポイントがあるのですが滝の勢いで白泡が立ち大錘をプラスしても仕掛けが止まらず相手にされません。この先は滝が連続する連瀑が待っています。たぶん、同じような状況で白波にポイントが掻き消され釣りにならないことは容易に想像できました。
連瀑をパスします。
急斜面の標高差50m上に林道が通っています。50mの標高差なら一気に登りたいところですが久しぶりの高巻きに身体が付いて来られず残り10mを切っていたのに腰を下ろして大休憩になりました。
そう、お年寄りには疲れたら休み休みの釣りでいいのです。
渓の傾斜が緩くなった場所から釣りを再開します。
水の流れは少し落ち着きましたが、まだまだ勢いがあります。
最初の1尾目は右の岩手前からアタリがありました。
梅雨の晴れ間にしてはいい天気です。
渓に被さった樹々の隙間から青空が見えます。木漏れ陽は水面に反射してレンズの絞りを開ければ背景は大きく形のいい玉ボケができます。
この辺りからアマゴが出てくれてもいい筈なのに微妙なアタリがあるだけでサッパリです。
こんなに良い水量なのにどうしてなのかと思っていたら、左と右の合流点から8寸が顔を出しました。水の勢いに乗ったアマゴの引きは力強くて楽しかった。
8寸が釣れた後、アタリは渋いまま大滝までやって来ました。
期待の大滝の深渕は6寸が1尾と期待通りにはなりませんでした。
大滝を越えるとイメージした場所からアタリが出るようになりました。
源流釣りではこれが一番大事です。
8寸に数㎜足りない朱点が多いアマゴ、幅広で良い引きをしてくれました。この辺りは卵放流の名残りが残っているのか朱点が多いアマゴ釣れはじめます。朱点は赤や朱、オレンジと色がまちまちですがパーマークは青石谷の保護色を纏っています。
渓や森の斜面に良い光が差し込んで来るので写真の被写体には事欠きません。
二又を越え平水なら水量が少なくなり常識ある釣り人なら疾っくに納竿している区間、以前8寸、9寸がが入れ食いになったこともありましたが大水が出たのか?大きなガレで深みが埋まりアマゴが居着く場所がなくなったのを残念の思っていました。
以前の姿に復活とはなっていませんが幾つかの淵に深みができていました。そして、数は多くありませんがアマゴも戻ってきているようです。
普段の水量を考えればこの辺りが潮時です。
ここで納竿しました。
遡行データ
2023/6/16 晴れ
遡行距離:5.1km 標高差:360m
釣果:18尾 最長寸:26.0cm キープなし
2023/6/16 晴れ
遡行距離:5.1km 標高差:360m
釣果:18尾 最長寸:26.0cm キープなし
コメント