源流は雪だらけだった

渓流釣り遡行記2023
吉野川水系   2023/3/4   晴れ
源流は先週まで雪に閉ざされていた。
前回の雪の状況を考えれば源流域まで足を踏み入れることができそうだと思っていたのだが、雪が消えはずの南斜面は薄ら白くなっていた。林道の入り口に雪があり滑って登りにくそうなので渓通しで釣り上がることにした。気温は高いから陽が差し込んでくれば林道の雪は溶けると思うので雪の状況を見ながら源流に行けるかどうかを決めればいい。
谷筋は開けているので雪はない。
程良い落ち込みと深い良淵が連続しているのだがいつも通りアタリがない・・・・この広い淵を釣りきるなんてできるのだろうか?と思いながら竿を出しているが俺の釣技術云々が悪いってこともないよねぇ。

スポンサーリンク

やがて大岩が重なり合う渓相になる。
正面突破ができなくなりどちらかの斜面に取り付き巻きを繰り返します。
アマゴが出はじめるのは渓の傾斜が緩くなってからなのもいつもと同じだった。
1時間弱アタリがなかった最初の1尾はどんなチビアマゴでも嬉しい。ボーズになるだろうとはこれっぽっちも思っていないが『ボーズ脱出』と叫んでしまう。
谷幅が狭まった影渓の石の上に雪が積もり歩きにくくなってきた。
渓と林道が近づく場所だったので林道に這い上がった。林道は日当たりの良い場所を通してあるのか?殆どの雪は消えていたので林道の終点まで歩いてから再び釣りはじめた。
ボチボチ、アマゴが出はじめて『つ抜け』の7寸
滝は横から撮ると水の落ち方が立体的になり奥行き感が出てくる。
渓の方向が変わると急に寒々しくなった。
アタリもなく落ち込みの中にラインを引っ張りこんだアマゴはチビ助かと思いちょんと合わせたら強い引きが返ってきて慌てさせられた9寸だった。

前回に引き続き尺上がでました。
尺伝説(大物記録) 『雪渓淵の尺上』は下のバナーからリンクします。
雪渓淵の尺上
尺伝説(大物記録)     2023/3/4  晴れ 四国で唯一、雪渓を見たことのある淵 急斜面の崖から崩れ落ちた雪が淵を覆い人が乗っても大丈夫な程の厚みがあった。遠目からだと淵は雪渓に覆われているように見えたが近づくと淵の際で雪は止まって...

雪も深くなってきたので尺が釣れた淵で最後にしようと思っていたのですが・・・・前回に引き続き、8寸が釣れればサイクルヒットのチャンスが回ってきました。尺上を釣る機会など滅多にないし、8寸なら釣れそうな淵のアテもあります。前回のリベンジにチョット無理を承知で上流を目指しました。
 
『祝・サイクルヒット達成!!』

標高1000mを越える源流の雪はご覧の通りです。
3月半ばを過ぎないと楽な釣りはできませんね。
遡行データ
  2023/3/4  晴れ
  遡行距離:5.9km 標高差:410m 
  釣果:22尾 最長寸:31.2cm キープ
:1

コメント

タイトルとURLをコピーしました