祝・愛媛渓流釣り解禁2023

渓流釣り遡行記2023
渓流釣り遡行記2023    2023/2/1  晴れ
1月後半、寒い日が続いた中で愛媛渓流釣り解禁日を向かえました。
阿讃山脈の中腹に雪が残り、目的の渓の入渓場所はあそこより標高が高い事実に目を背けたとしても雪まみれの釣りになりそうな予感は拭えませんでした。
道の路肩に片付けられた雪の量が増えていくのを横目で見ながら見覚えがある車止めに車を止めた。薄明るくなって渓の入り口の様子を見下ろすと結構雪が積もっています。南斜面の渓に転身しようかとも思いましたが雪の量はそこまで変わらないので初心を通すべしです。
本流に下ると流れの弱いとことには全面氷が張っていました。
雪の深さは15~20cmくらい、最初の内は程良い固さが残っていたので雪に埋まることはありません。斜面を登るときにスパイクフェルトのスパイクがいい仕事をしてくれました。

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安全祈願の儀式
今シーズンもはじまりました。

アタリがなかった大滝
いつもなら右の斜面を這い上がり上の淵の急斜面沿いを横移動して渓に着地するのですが最初の斜面が登れません。少し後ずさりして左の道から巻きます。道があるなら安全だろうと思っていましたが淵の真上を通る場面では雪がズルッと滑れば淵にとボーンです。細い枝や雪の中の根っ子を探ったり手助けになるもなら何でも握りしめて通過しました。

足の裏に付いた雪が水の中に入っても溶けません。水温は殆ど0℃に近いのだと思います。
釣りはじめから何淵かアタリがありません。水温低下でアマゴの活性が出ていないのか?
初めてのアタリは殆ど目印を動かさず手元にボソボソといった感じ、フワーッと仕掛けを上げると餌を離しますが再び仕掛けを沈めるとボソボソ・・・・今シーズン初のアマゴの顔を見たい一心で粘っていたら4寸が針掛かりしました。
低水温で活性がないのか?あるのか?
どっちなんだ!

チョットサイズアップして6寸
アタリが出るのは水の流れが緩くなった深い場所、相変わらず落ち込みの中は無反応です。


淵を越えるのも大変です。
雪が少ない斜めの石の上は慣性0で滑ります。逆に深くなっていれば足で雪を固めてやると普段登ることができないような急斜面でもクリアーできます。
写真の岩場の斜面、よく登ろうと思ったなぁ・・・・ここしか通過できる場所がありませんでした。

水際は水の中に入った方が転ばなくて安全です。
このウエーダーは3シーズン目に入りますが水漏れがありません。
だいたい2シーズンも履いていればウエーダーの内側は水漏れを防ぐリペアーシートだらけになり「今シーズンだけ冷たいの我慢しようか・・・・」ってなるのが俺の使い方なんだけどね。『耐久性に優れています』はどのメーカーも使うありふれた宣伝文句じゃなかったかもしれません。

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チョット痩せていますが8寸が出ました。
このアマゴは滝の落ち込みの奥でアタリがあって氷の下に引き込まれました。
なかなか元気があってよろしい。

青空が見え陽の光が差し込むようになってきました。
陽が当たる場所は雪の固さが緩んで靴底に貼り付き重くて一歩一歩がメッチャキツい。
この奥の滝をどうやって巻いてやろうかと考え中です。
釣りをしているときは足先に冷たさを感じますが結構な運動量で渓を歩くので身体はポカポカです。

9寸が出ました。
下顎にしゃくれが出はじめたカッコイイ雄でした。
初日に9寸が出てくれれば大満足です。

最後の滝はアタリなし・・・・
キツい斜面を登り道に出れば少しは楽になるかと思いきや一歩、歩いたら地面までの雪が全部靴裏にくっつき着地と同時に蹴り飛ばす・・・・これを毎回やるんだから足の筋肉は悲鳴を上げ全然前に進みません。渓の中を歩いていた方が余程マシだったかもしれません。
おかげで今日は筋肉痛で歩くと足を引きずります。

今年もはじまりました。
お付き合いして下さる方はヨロシクお願いいたします。

遡行データ
  2023/2/1  晴れ
  遡行距離:6.5km 標高差:260m 
  釣果:18尾 最長寸:28.0cm キープ
無し

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