前回の続きを釣る

渓流釣り遡行記2022
渓流釣り動画遡行記2022
 吉野川水系 2022/3/12 晴れ 
次は何処へ行こうか?
前回の状況だと行きたいと思っている渓は雪遊びに終始しそうな予感・・・・
かと云って標高の低い渓へ逃げ込むのも気が進まない。
前回の続きをやってみようか。
入渓ルートを何となく把握できた。
あの雪の状況なら釣り人は入ってない⇒今週末が最後のチャンスかも
ひねりが特徴の滝の写真を撮っておきたいしねぇ。
車止めまで3ヵ所あった吹溜りの雪は通行に影響がないくらいに後退していた。
前回見つけた林道は知っていればこそ辿っていけるが、初めてなら何処に続いているのか?疑念だらけになるだろう。
そういう意味ではシンドイだけの急斜面登りも無駄ではなかったのに違いない。

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林道と分かれ緩尾根を下りはじめた。
邪魔になる枝には鉈目が入っていたので人が通る道として使われているのは確かだろう。
注意深く横道を探しならがら下ってきたつもりだったがドン付きの岩壁の上に立っていた。
岩壁に沿って歩き前回登った道を下るしないのか・・・・結構な距離がある。
反対側に回り込むと切り立った崖のように思えたが狭いテラスを段々に下れば渓に立てそうな雰囲気
立木が生えているので木を掴みながらなら滑落の心配はなさそうだ。
最後10m少々が雪の積もった急斜面・・・・ヤバいな!!
ザックに入っているロープは10m、3回掛け直し前回納竿した場所の20m上に立った。
林道があるから楽勝の筈だったがデンジャラスなアプローチになってしまった。
前回の積雪で納竿した場所は完全に雪がなくなっていたがその上の斜面は可なりの積雪なのだが
谷筋に陽が当たり遡行するには全然問題がない・・・・流石は南斜面の渓だわ
アマゴの活性は高く淵毎に釣れるようになってきた。
サイズは6寸から7寸で偶に8寸が針掛かりする。
水温が上がったのか?
水に手を付けてみるとメチャ冷たい・・・・完全に雪解け水や
渓の傾斜がが緩くなってくるとアベレージ6寸にサイズダウン
魚体が黄味かかった赤い朱点が多いアマゴが釣れるようになってきた。
コイツは腹部まで黄色で朱点が殆どない
サビなのか?この渓の特徴なのか?
盛期に確かめてみたい気がするが来年以降の話やね。

陽が当たっている内はポカポカ陽気だったのに雲に隠れるとメチャ寒くなる。
今年初の標高1000m越えの両斜面に雪が積もっているのだから仕方がない。
雪に覆われた支流の奥によさげな滝が目に入った。
滑る雪の上をバランスを取りながら歩くのは面倒くさいなぁと思いながら50m登り落ち込みに仕掛けを入れた。
1発で喰ってきた・・・・強い引き・・・・
2、30cm下の水中ででクネクネしているのが見えていのに浮いてこない。
よく見ると底に沈んだ枯れ枝に絡まっているようだ。
冷たい水の中に手を入れ枯れ枝を持ち上げるとフリーになったところを玉網で掬った。
尺あるか?
メジャーを2度当てたが29.5cm・・・・得意の泣き尺でした。
顔付きが凜々しくて、尾鰭の赤い縁取りが素敵じゃないか。

もう一度見てみたかったトルネードの滝(4段20m)
各段がねじれて落ちてくるように見えるでしょう。
名付けたときは野茂さんが大リーグで活躍していた頃だと思います。
この滝が魚止だったように記憶しているがアタリなし、魚止は可なり下に下がっているようだ。
滝横の雪の斜面から100m上にある登山道を目指して登りはじめた。
結構キツかったけど前回の急斜面登りに比べたら余裕だった。
登山道に出て帰りは楽勝かと思いきや影に入ると膝までの積雪が1kmくらい続いていた。
片側が切れ滑り落ちそうなので朝の急斜面下りより怖かった。
2日掛け南斜面の雪渓をなんとか完結できました。
遡行データ
 2022/3/12  晴れ
 遡行距離:4.5km 標高差:300m 
 釣果:26尾 最長寸:29.5cm キープ1尾

 

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