釣れない釣りだった

渓流釣り遡行記2022
吉野川水系   2022/9/15   雨
車止めに着くと霧に包まれ細かい雨が降りはじめた。
台風が来る前に晴れる予定だったの山間部では早々に影響が出はじめているのか・・・・電波があったので『てんきとくらす』を開き山の天気を確認してみた。現在は「Bのやや登山には適していません」で昼から回復するらしい。
これくらいの雨なら最初から雨具を着るかどうかが悩ましい・・・・登りの林道を30分強の歩き、雨具の中が汗まみれになりそうなのでそのまま歩きはじめた。雨は渓に覆い被さる樹林帯に遮られ殆ど濡れることはない。むしろ葉っぱの隙間から垂れてくれば身体をクールダウンできるので気持ちがいい。
支流に入る。
木々に覆われた狭い隙間から流れ込んでいるので地図を持っていなければ見過ごしてしまいそうな支流、チョットした落ち込みを越え大きく左にカーブすると良さそうな渓相が現れる。

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減水気味だった先週の渓、あれから大した雨は降っていない。今週も水量が少ないのかと思いきや平水より上だった。本流を挟んで北斜面と南斜面では雨の降り方が違っていたようだ。
 
序盤はチビばかりと思っていたが綺麗な7寸を掛ける。

渓は徐々に傾斜を上げているが気の利いた滝や大淵はなく落ち込み下の深みに竿を出しながら釣り上がっていく感じだ。

全然釣れない。
釣れなければ写真撮影に移行していけばいいのだが雨が降っているのでザックからカメラを取り出しにくい状況・・・・ブナの巨木の周りを苔の付いた石が凸凹に配置された風景、一瞬だけ雲の切れ間から青空が姿を見せ木々の葉っぱが明るくなりました。

最大7寸、あとは5寸程度のチビアマゴばかり
長い間、『つ抜け』リーチしっぱなしだが全然釣れない。最後に大きいのを掛ければ『釣れない釣り』が帳消しになると思いながら魚止めまでやって来たが全くアタリなしだった。それなら従来の魚止めまで足を伸ばしたが釣れないのはわかりきっていることだった。
この水量で釣れないのなら魚止めは可なり下になってしまったようだ。
 
ここで雨が本降りになり慌てて雨具を着込んだ。
ザックは重くなるし、雨具の中は蒸し蒸し状態で気持ち悪い。

本流まで戻ってきた。
釣れないのと雨で戦意喪失気味でしたが水量は悪くないので様子見で竿を出すことにした。

祝・『つ抜け』達成
随分目標が小さくなってしまった。

本流も釣れない・・・・こんなことなら渓の規模が大きい下流を釣った方が良かったかも
雨も止む気配がないようなので渓と歩き安い台地が交わったところで納竿した。
 
禁漁間近なのに
「このままでは終われない」

遡行データ
  2022/9/15  雨
  遡行距離:6.1km 標高差:360m 
  釣果:10尾 最長寸:22.0cm キープ
:なし

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