台風明けの釣行

渓流釣り遡行記2022
吉野川水系   2022/7/7   晴れ
台風の進路予想線上に近いので台風の動きを見守っていたが四国に上陸する前で温帯低気圧に変わった。雨量は台風本体より東の湿った空気が流れ込んだ場所が多くなっていた。
水量が落ち着くのを待った方がいいように思えたが1日空けて雨が続く予報になっていた。
いつも釣行の前に確認する気象庁の気象データダウンロードサイトで雨量の状況を調べてみたが所々に空白・・・・AUの通信障害の影響がこんなところにも出ていたとはね。空白のヵ所は周囲の雨量で予想しつつ1日空けて3日間の積算雨量が70㎜以下・・・・この水系なら釣りになりそうだ。
歩く距離がながくなるので早めに歩き出そうと思っていた。
陽が長くなっているのにスタートは6時前といつも変わらない。
林道にはとっくに陽射しが差し込んできていた。

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幾分気温が下がっているのと渓沿いの道なので快適に歩けていたが30分もしないうちに汗が噴き出してきた・・・・釣るのが少々遅くなっても無理はしないのが最近の心構え
写真の被写体になりそうなものがある場所で長い休憩を入れた。

気になるのは渓を流れる水量の多さ・・・・ずっと大淵に白波が続いている。
これは3日積算70㎜の雨量では無い。上流は観測地点の5割増しくらいの考慮が必要なのは分かっているのだが・・・・支流の流れ込み多い渓なので入渓するまでには少は落ち着いて欲しいけど無理やな。

1投目で8寸のスレ掛かり
水の勢いと合わせて竿が折れるのかと思う程に引きだった。
最初に8寸が釣れるとそれ以上大きいのが釣れない今年のパターンが発動したようだ。
最初の大滝
入渓から大滝まで大した距離はないのに水量が多すぎて対岸に渡れずいつもの倍くらいの時間がかかった。これだけ水量が多く滝淵の水が動いている全然釣れない。
股まで水に浸かり冷たい思いをして奥まで行ったのに・・・・
どうしたことか???
山アジサイの群生が随所に見られる。
多くは切り立った崖の途中に群生しているので撮影しづらい。
高巻き途中の斜面に咲いた山アジサイを写真に納めた。
源流では白く地味な山アジサイが多いがこの渓は青色で赤ぽいのも咲いていた。
2段の滝が水量の多さで1つに繋がっていた。
上の淵で9寸を掛けたことがあるが大錘を追加して沈めても直ぐに淵から押し出されてしまう。
緩んだ流れでチビアマゴに遊ばれる。
大物は強い流れの下に居るのか?まだ、巣穴に潜んで居るのか?
探りようがない。
これだけ水の流れが強いと滝は白一色となり写真として面白みに欠ける。
カメラ設定でどうにかなるわけでもなく渓の流れを撮影した方が絵になる。
最後の支流を過ぎ水の勢いが落ち着いてきた・・・・それでも多い
水中の様子が見えるようになると餌の周りには沢山のアマゴが集まっている。
餌の奪い合いがはじまっていいはずだがその中の1尾が餌を突くのが合図で散ってしまう。
突いて来たアマゴを針掛かりさせられるかどうかが釣れる釣れないの分かれ目になる。
納竿が近づいた終盤に漸く『つ抜け』
水量が多ければ爆釣になるとは限らないのである。
帰りにネムノキを撮影する。
写真の被写体としては淡い桃色が絵になる花です。
本日も写真の撮れ高は良かった。
遡行データ
  2022/7/7  晴れ
  遡行距離:7.8km 標高差:310m 
  釣果:13尾 最長寸:25.0cm キープ
:なし

 

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