山道が舗装された渓

渓流釣り遡行記2022
吉野川水系   2022/6/13   晴れ
四国は今日梅雨入りするらしいが午前中の天気は晴れマーク
車道を走っているときは晴れそうな予感に満ちていたが車止めに着くとどんより曇っていた。
1日持てばいいのだが・・・・
平成の市町村大合併で山の天気は分かり辛くなった。
そんなときは『てんきとくらす』なのだが渓の天気は微妙に違ってくる。
山道が舗装されて釣れなくなった渓
斜面からの崩落や深い轍で車を脇に置き長い山道を歩くことが何度もあったのでスンナリ車止めに着くのは楽ちんだ。しかし、釣りはじめるまで標高差200m以上の急登を1時間近く歩きを強いられるので釣れないのは山道が舗装されただけではないような気がしている。

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最初の淵で最初の1尾目
今年の傾向としてこのパターンは釣れないパターンになっている。
崩落現場
上にあるはずの林道もぶっ飛んでいる。
どうやって乗り越えればいいのか・・・・考え中
急斜面に植えられた植林は脆弱で最近流行の集中豪雨でこんな風になってしまう。
釣りはじめて1時間、漸く7寸を掛ける。
7寸あれば竿がソコソコ曲がり引きも悪くない。
渓の核心部
5mの滝を越えられず急斜面のザレ場を渓底を下に見ながら30m高巻く
このザレ場から帰りたくないばかりに幾つかの帰還ルート探ってみたことがあるがもっと怖い目に遭ったり体力を消耗するルートだったしたので慎重にザレ場を下る方が一番安全だとの結論に達した。
核心部を越えた浅場でギリ8寸を掛ける。
チビアマゴが泳ぐ姿を見かけるようになってきたがアタリは少ない。
広くて深い淵を持った大滝
時間を掛け隅々まで仕掛けを入れてみるのだが真逆のアタリなし・・・・ 
この滝を越えるには急斜面の岩場にロープが掛かっている。
ズーッと前から掛かっている古いロープなので信用はできない。
身体のバランスを保つ程度に軽く握るだけにとどめた。
核心部のザレ場もそうだったがこの岩場も人が通れば必ず踏み跡が残るはずなのだが何時のものなのか分からないほど薄い・・・・なのに、このアタリの少なさはどういうことなのか?
2尾目の8寸
尾鰭が長くて泳ぎが上手そうな良いアマゴだ。
落ち込みからスーッと目印が動いて左の岩陰に引き込まれた。
浮かせてバシャバシャ水しぶきが上がっているけどなかなか寄ってこない。
右に回り込むと結構デカイ・・・・慎重に岸に寄せ玉網で掬った『つぬけ』の9寸
アタリは少ないが釣れれば型がいい。
植林が谷筋まで迫ってくると渓は緩くなる。
終盤、ソコソコの良淵が連続して良型が出る区間だがここもアタリがなかった。
釜が無い滝、かつての魚止め
ここに来るまでに気づいたことだが淵底にアマゴが飯だ跡がなかった。
大雨で流されたのか?釣りきられたのか?
源流の種沢になって然るべき場所にアマゴが居ない。
なら、大して釣り人も入っていないのに魚影が薄くアタリが少ないのも納得できる。
山道が舗装されて釣れなくなったのはその時期が重なっただけなのかも知れない。
遡行データ
  2022/6/13  曇り
  遡行距離:4.8km 標高差:440m 
  釣果:10尾 最長寸:28.0cm キープ
なし 

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