雨の渓流釣り

渓流釣り遡行記2016
吉野川水系  2016/7/10 雨

アマゴ(雨子)と言うくらいだから雨が降ると喰いが立って良い釣果になることが多い。しかし、最近は動画撮影の都合から晴れることを願っている。できれば雨の次の日とか纏まった雨だと2日後がいい。
まぁ、そう都合良くはいかない。

今日は「晴れ」の天気予報だった。渓沿いを走っているとポツリポツリ降りだし、車止めに着くと大降りに変わってしばらく様子見、小雨になったので「回復するだろう」と高をくくって歩きはじめた。
歩きはじめて10分もしない内に大降り・・・・大慌てで合羽を羽織ったが既に手遅れ、衣装はビショビショでいくら歩いても寒さを感じる。
林道沿いの渓は昨日までの雨と降り出した大粒の雨でポイントは白泡の中、いつもなら簡単に渡渉できる場所も高巻きを強いられる。 源流部まで長い距離を歩かないと釣りにならないようだ。


アマゴ7寸(22cm)
白泡が立たない場所にいるチビアマゴは沢山釣れる。漸く7寸、チビではない引きに慌ててしまった。

アマゴ8寸(24cm)
この渓のアマゴは細身のアマゴが多いが幅広で良い引きだった。源流部に入り漸く水量が落ち着いてきた。
ヤマアジサイ
下界で見慣れたアジサイより繊細で可憐な感じがする。最源流部、漸く雨が止んで厚い雲の隙間から晴れ間が見えだした。

アマゴ8寸(26cm)
如何にも釣れそうな手前の流れは無反応、上の段のタルミに仕掛けを入れると一発で喰って来た。最近、釣り人が入ったことがハッキリした。
パーマークが13個 
これほど多いと細くて小さいパーマークに違和感を感じる。去年はこんなアマゴは釣れなかっかような気がするが・・・・卵放流??? ヤマメの語源は八つの目(パーマーク)に起源している説があります。パーマークは8個前後がバランスが良くてきれいだ。


アマゴ8寸(24cm)
期待していた魚止めの滝は静まりかえって何も起こらなかった。

魚止めの滝までやってくると帰りが大変だ。渓沿いの林道は途切れたり、迷う箇所があったりで好きじゃない。標高差80m上に登山道が通っている。
滝横の斜面に取り付いて小尾根に出る。結構な急斜面だったが自然林の尾根なので、立木に掴まりながら脚力と腕力でクリアー、帰りの新ルート開拓・・・・渓沿いの林道より距離が長くなるのが難点かな?

釣果:25尾 最大26cm キープなし 遡行距離11.9km 標高差400m

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