渓の道具箱 渓流釣りカメラ
釣ったアマゴと釣れた場所を撮影するためにカメラを持ち歩いている。フイルムカメラ時代に決めたルールは、8寸以上のアマゴが釣れたら写真を撮っていた。
デジタルカメラと違って写真にするにはフイルム代、現像代が必要だったのでバカスカとシャッターを切ることが出来ず妥当なルールだったのかも知れない。
ただ、8寸なんてそう易々釣れるものではなかったから、フイルムを入れて初めのシャッターを押してから1月以上経たないと撮った写真を見られないことなど当たり前だった。
現在はデジタルの時代、8寸以上のルールは7、6、5寸でも可とあやふやになった。渓流は自然の造形美溢れる場所、滝や大淵、花・高山植物や大樹、渓相や山容、遡行の分岐などありとあらゆるものの記録写真だ。
GPSのトラッキングデータを残しておくと、アプリを使って時間軸を基準にして撮影した場所を地図上に表示してくれる。例えば大物が釣れた場所を地図上に表示できる・・・・便利な世の中に生きているものだと思う。
渓流釣りカメラを考える
①コンパクトであること
昔、1眼レフカメラを持ち込んだことがあるがカメラに気を使いすぎて釣りにならなかった。あくまでも釣りが主目的で写真は2次的のものである。いつでもポケットから取り出せてスナップ出来ること
②レンズが明るいこと
渓流は樹木に覆われて暗い場所が多い。フラッシュの光なんて届く筈もない、近景でもフラッシュを当てると色彩が変わる。手ぶれ補正が効いてもぶれない写真を撮るにはシャッタースピードが1/10秒以下だときびしい。F値が2以下が開放絞り値がのぞましい
③広角であること
風景を撮るには広角の方がいい。特に大滝の全景が欲しい場合、後ろに引けないような場所が多々ある。経験的には24㎜以下が必須条件
④防水機能
渓流釣りのカメラにはコレが第一条件だと思われる。
水の中で転んだり、首にぶら下げたまま知らぬ間にカメラが水に浸かっていたり(アホである) 何度も水没事故をやっている。
慌てずバッテリーを抜いて中に入った水を絞り出し、時間をかけて自然乾燥すればなんとか復活するがカメラ性能は保証の限りではない。レンズとか液晶に水が入り込んだらメーカー様に修理依頼するしかないようだ。
また、やってしまった。
激しい釣行の繰り返しで3年間カメラを守り通せたのは奇跡だったのかも知れないが・・・・シャッターの半押しが微妙になってピンボケ写真を量産するようになっていたので新しいカメラを新調することにした。
やはり防水カメラしないとダメかなぁ?
ネットを検索していると①・②・③の条件を満たした防水カメラを見つけた。
オリンパス TG-3 Tough

TG-3の概略仕様
- 大きさ:111.5×65.9×31.2㎜
胸ポケットに入る大きさ - 重さ:247g
- 開放F値:F2.0(W)~F4.9(T)
W端開放でF2.0 望遠は撮らない - 焦点距離:25~100㎜
24㎜⇒25㎜ 誤差やな - 防水:IPX8 水深15mの防水性能
これこれ
屈曲レンズで 1/2.3型センサー 1600万画素ってのが気になるけど、画像をVGAに縮小してwebに載せるくらいなら問題ないだろう。
それに安心して水の中で転ぶことができる。

渓流釣りカメラ
渓流釣りカメラ渓流で釣ったアマゴの記録写真からはじまったカメラ最近は、渓流動画の世界にどっぷり入り込んでいます。防水カメラ、スライドドリー、3軸ジンバル・・・・渓流釣りで使っているカメラ機材の紹介です。渓の道具箱キャンプ道具
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