源流釣りでガン玉は#2Bの1種類しか使っていない。
針はアマゴ半スレヒネリ8.5号とハリスはシーガーエース0.6号の一択、ハリスの長さ1.5mと針からガン玉まで長さ12cmも20年以上変わっていない。
源流釣りはポイントを前にして仕掛けをどうのこうの考えるより、アマゴが居そうな場所に何カ所か仕掛けを入れてアタリがなかったら次のポイントに向かうテンポ良さが求められる。
仕掛けをポイントに合わせるより釣り方でポイントに合わせる考え方、同じ仕掛けを使うことで何がしかの変化(違和感)があれば気付きが早くいつも通りの慣れた対処をすればいいだけ。
しかし、#2Bのガン玉では急峻な流れに仕掛けが沈まなかったり、落ち込みの底を攻めきれなかったりするので、ゴム張り0.8号の大錘を#2Bの上にプラスして対応している。
サンライン ガン次郎#BB
現在、使っているガン玉はサンラインの『ガン次郎』でゴムコーティングが施されている。
長年使って来て何の不満もないのだが、顔なじみの釣具屋さんにオイラが必要な#BB黒が品切れになってることが多くなった。
「なんで#BB黒だけないの?」と釣具屋の親爺に聞いたら
「注文してもなかなか入って来ないのに、お宅が買うからだよ」
「なるぼどね」・・・・その時は妙に納得した。
#BB黒が無いときは色違いにしたり、アマゾンで買ったりしていた。そのアマゾンもプライムから消え、送料別の出品業者だけになってしまった。
サンライン ガン次郎#BB
1袋10個入り496円⇒ガン玉1個が49.6円
それに送料(350円)が加わるとなれば躊躇する。
しかし、ゴムコーティングガン玉の手間いらずを知ればノーマルガン玉には戻れない。他メーカーのゴムコーティングガン玉を探してみた。
フジワラ ゴムコートガン玉#2B
1袋7個入り270円⇒ガン玉1個が38.5円
釣具屋にガン次郎がないときリリーフ的に使っていた。
錫製なので鉛との比重差でサイズが少し大きくなる。比重が低くて形状が大きくなれば多少なりともガン玉の沈み方は変わってくると思われるが、その影響がどの程度で、どう釣果に現れてくるのかは解らない。世間では、
環境負荷が大きい鉛は殆どの製品で使われなくなっているのに、釣り業界は静観している。
環境負荷に敏感な欧州に動きがあるようなので、日本の釣り業界も鉛フリーの方向に動くのは確実なような気がしている。
フジワラ ゴムコートガン玉#2B
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ヤマワ産業 ゴム張りガン玉#2B
1袋8個入り440円⇒ガン玉1個が55円
試しにアマゾンで買ってみた。10個入りだと思っていたのに8個入りだったので1個あたりの単価が高かかった。メーカー価格は変わらないので1次的なものだと思うが2月になって600円を越えていた。
ゴムコーティングではなくゴムシートなので耐久性が高いのとガン玉が開きやすい切り欠き形状なので、ハリスがダメージを受けたときに上手く使い回すことができればコストパフォーマンスが良くなりそうな気がする。
ヤマワ産業 ゴム張りガン玉#2B
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デュエル やわらかオモリ#2B
1袋20個入り154円⇒ガン玉1個が7.7円
ゴム張りのガン玉がきれて買いに行くのが面倒な時予備的に使っている。
ノーマルだとハリスとのかみ合わせが直ぐにユルくなることは見えているから、ティッシュを挟んで使うことにしているが丁寧に挟まないと締め付けのバラツキ多くなるので仕掛けを作る時間が長くなるのが難点だ。
デュエル やわらかオモリ#2B
アマゾンでチェック
ガン玉の改造中
ヤマワ産業のゴム張りガン玉を見て、ゴムコーティングは無理だけどゴムシートなら自作できそうだと思いついた。試しにビニールテープをガン玉の嵌合部に貼り付けてみた。
少々不格好だが、ティッシュを挟むより簡単で貼り付け面が均一になる。ガン玉位置変更ができるしユルくなったときの締め直しも問題ない。百回くらい上下移動させた限りではハリスが傷つくことはなかった。
ガン次郎の代わりとして悪くない。
何よりデュエルのやわらかオモリをベースにするので1個あたりの単価がグッと下がるメリットは大きい。
まぁ、今は机上レベルの実験なので使えるかどうかは現場で判断しようと思う。
使えるかどうかの判断基準
- ハリスをキズ付けない。
- オモリ位置が振り込みでズレない。
- オモリ位置を簡単に変更できる。
- 締め直しが利く
- 経年変化しない(半年くらいでいい)
進展があれば、またブログに書きます。
※ ガン玉の価格は1月末のアマゾン価格です。
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