プロトレックの修理

プロトレックが操作できなくなった。

時計は正常だけど他のモードに移行しない。コイツとは10年以上の長い付合いになるのでソロソロ寿命なのかと思ったけど充電状態は『H』のまま、太陽電池駆動の極低電流で動作していれば充電部品以外に壊れる要素はない筈なんだけど・・・・

上部のインジケータに見たこともない『open』表示、ネットで「プロトレック」「open」で調べてみたらこの現象は裏蓋との接触不良で表示されるらしく、その接触不良を回復させれば治る可能性があると書いてあった。

先が細いものでサイドピン4本(それぞれ2本ずつ)を押し込みはハンドとバンドを止めているカバーを外すと裏蓋が止まっているビス4本が現れます。

ビス4本を外す前にこびり付いているゴミを除去して時計の内部にゴミが入らないようにします。裏蓋を開けると本体の周りに沢山のゴミが付着していますが近くにある防水パッキンゴムの中にゴミが入ったら防水性能が落ちるのでさわらないようにするのが無難だと思います。

接触不良を起こしているのは裏蓋の銅箔と本体のピン2本、裏蓋の接着が経年変化でズレ本体のピンとの接触が途切れたのが原因だと思われる。そもそもセンターで接触させれば接触不良になることはないと思うが端で接触するようになっていた。カシオさん、貼り付け不良やね。チャンと位置決め治具使ってる？

修理方法は小さいマイナスドラーバーでジワジワ押して元の位置に戻せばOK
また、ズレる可能性はあるがその時は瞬間接着剤止めようと思います。

逆の手順で組み立てれば修理完了なんだけどピンの長さが違うのと金属カバーの形状が微妙に違うので注意して下さい。（正面から見て『PROTREK』と『WAVE CEPTOR』が上を向いているのが正常です。

[カシオ] 腕時計 プロトレック ソーラー PRG-330-1JF 

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正常に戻りました。